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入社1年目だけど転職したい…これってキャリアに影響する?女性が転職前に考えたい3つのこと

はじめての就職、「どんな社会人生活が待っているのだろう」と期待に胸をふくらませてスタートしたはずです。

でも実際に仕事をしてみると、入社前に思っていた内容とは違ったり、職場環境に違和感を覚えたりと、入社も早々に「転職したい…」という気持ちが湧いてくることがあるかもしれません。

本格的に転職しようと思っても、「経験が浅い入社1年目で転職できるの?」「将来のキャリアに不利になるのでは?」と、不安になることも。

今回は、入社1年目で転職するメリット・リスク・考えるべきことについてまとめました。

「転職だ!」と衝動的に行動を起こす前に、まずは一度立ち止まって考えてみましょう!

入社後1年で転職している人は10人に1人!

気になるのは、実際に入社1年目で転職している人がいるのかどうか。

その実態を考察してみます。

実際入社1年目でやめる人は?

厚生労働省による「新規大卒就職者の事業所規模別離職状況」調査では、平成29年3月卒の新規大卒就職者のうち、1年目にやめた人は11.5%です。

約10人に1人がやめている計算ですね。

入社1年目にやめる理由で多いのは、【人間関係】そして【仕事内容】です。

その他には【会社の将来性】【福利厚生】【給与】があげられます。

「仕事をきちんと教えてくれる人がいない」「希望していた仕事内容と違う」「残業があるのは覚悟していたけど、ここまで激務だとは思わなかった」など、入社前に思い描いていた職場環境・仕事内容とのギャップが大きいとやめたい理由になりやすいようです。

特に人間関係や仕事の実態は入社してみないとわからない部分が多いので、辞める理由の上位にあがってきやすいと考えられます。

転職は入社して3年経たないと不利?

キャリアを考える時、よく3年はひとつの仕事を継続した方がいいと言われます。

例えば入社1年で転職となると、企業側に「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」「忍耐力がない」と判断されやすくなります。

また、即戦力になるほどのスキルを身につけるには、少なくとも3年くらいかかると考える人が多いのです。

しかし市場は空前の人手不足。現在は求職者優位の売り手市場です。

社会人として最低限のビジネスマナーを身につけている経験が浅いからこそ柔軟性があると考え、第二新卒として入社1~3年目を積極的に採用する企業も増えています。

第二新卒の就職活動ではスキル・経験よりも、その人のやる気ポテンシャルの高さ人間性が求められるので、必ずしも入社して3年経たないと不利というわけではありません。

女性のキャリアには影響する?

ひと昔前までは、いわゆる「寿退社」も多く、女性は結婚、もしくは出産と同時に退職するケースが多くありました。

中途採用を実施する企業側も、「どんなに育成しても、女性は結婚を機に退職してしまう」という考えを持っていることも多く、女性にとっての転職はハードルが高いと考えられていました。

しかし最近は、ライフイベント後も共働きを選択する世帯も多く、女性のキャリアも、ライフイベントまでの限定的なものではなくなってきつつあります。

こうしたトレンドからも、女性の転職であっても不利になることはなく、長い目でキャリアを考えれば、いくつかの仕事や職種を経験しながら、自分自身を成長させていくことが推奨されるようになっています。

入社1年目で転職する場合のメリットとリスク

入社1年目で転職するメリットはある?

入社1年目で転職をしようと思うと、第二新卒の枠でほぼ新卒と同じような立場で転職活動できるのが一番大きなメリットです。

新卒で志望していたけど入れなかった会社に、再びチャレンジできる可能性もあります。

また、20代では未経験OKの募集が多いので、違う業界・職種にも挑戦しやすいでしょう。

企業側としては、中途採用をするのであれば即戦力になる人材を求めます。

ある程度年を重ねると、転職をする際にも即戦力化を求められ、専門性の高い職種への未経験での転職は難しい場合もあります。

やりたい仕事が今とは違う業界・職種の場合は、早めに転職した方が多く経験を積めるので、深いキャリアを築ける可能性も高まるでしょう。

メリット

  • 未経験でもチャレンジしやすい
  • 新卒で入社できなかった企業でも再挑戦できる

入社1年目で転職するリスクは?

企業側は時間とコストをかけて採用しているので、すぐに辞めてしまいそうな人は採用したくないのが本音です。

勤めていた期間が短いと、どうしても忍耐力がなく継続することが難しいタイプと見られ「自社に入社しても、またすぐに辞めてしまうだろう」と判断される可能性は高くなります。

また、転職理由をストレートに伝えるとマイナスなイメージを持たれてしまうことも。

例えば、転職理由を「人間関係が悪かったから」と伝えれば、コミュニケーション能力が低い・解決能力がないという印象を持たれてしまうかもしれません。

入社1年で転職を検討する場合には、「そもそも転職先がすぐに見つからないかもしれない」というリスクがあります。

デメリット

  • 転職先が見つかりにくい
  • マイナスイメージを持たれやすい

社会人1年目の転職で失敗しないための3つのポイント

メリットもあれば、リスクもある社会人1年目の転職。

それでも現状に耐えられず、「転職をしたい」と強く思うこともあるでしょう。

現在の転職市場は売り手市場とはいえ、入社1年で転職しようと思うことにマイナスイメージを持たれないためにも、冷静に自分自身を見つめ直し、新卒時の就職活動時以上に自己分析をすることが大切です。

ここでは、入社して1年で転職を考える時に、考えておきたい3つのポイントをご紹介します。

まずはしっかり自己分析

入社して1年、もしくは1年せずに転職を考える、その理由について改めて分析してみましょう。

また、その理由において「自分が反省すべきところ、改善できるところはないか」を考えます。

例えば「入社前に思っていたもの(仕事・職場)とは違った」という点が転職を考えるきっかけであるのなら、入社前にどういう努力をしていたらこうしたミスマッチを防げたのでしょうか。

「職場の人間関係」が転職理由であるなら、コミュニケーションにおいて自分が改善できるポイントはなかったのかを、今一度考えてみます。

「新しい仕事に挑戦したい」という場合も同様に、今いる職場でチャレンジするのとどう違うのかを考えてみましょう。

ポイントは、「転職とは対局の選択肢についても考え、その上で前向きな理由を持って転職したいと思っている」と言えることです。

転職理由だけではなく、志望動機・希望するキャリアプランについても、自信をもって伝えられるように、しっかりと自己分析することが大切です。

女性の早期転職は、ライフイベントについてもビジョンも大切。

社会人1年目であれば、まだ少し先のことだと思うかもしれませんが、女性の場合は結婚や出産などのライフイベントについても視野に入れられるといいかもしれません。

「出産しても育児をしながら、長くキャリアを育てていきたい」と思うからこそ、真剣に考えた末、転職したいと思ったと伝えられるのであれば、プラスに働く可能性もあります。

転職活動に動き出す前に情報収集を!

現職で仕事を続けながらの転職活動は、新卒の就職活動のように、たくさんの企業にエントリーして、面接を受けることは困難です。

効率よく自分にあった仕事を見つけるためには、転職活動をはじめる前の事前準備と情報収集が鍵になります。

業種・職種・給与・待遇・職場環境・福利厚生など、自分が新しく働く会社に求めることは何かを具体的に考えましょう。

応募したい企業に求められるスキル・求められている人材をよく知り、また、具体的な仕事内容などを詳しく調べて、自分の希望とあっているかもチェックしましょう。

やる気をアピール!

前項でもお伝えしたように、入社後1年での転職の場合、第二新卒として転職活動をすることになります。

第二新卒ということは、新卒の就職活動同様、自分自身のポテンシャル・やる気の高さ・人間性が評価されるということ。

社会人経験がたとえ少なくても、その中で自分自身が考え、取り組み、成果として残せたものを伝えられるように準備をしましょう。

もし成果として残せていなかったとしても、取り組んだプロセスに「こう考えた」という意思があることが大切です。この点においても振り返りをしておけるといいでしょう。

やる気や人間性においてのポイントは「学ぶ姿勢」「取り組む姿勢」にあります。

転職活動においても「どのくらい本気で取り組んでいるのか」が伝われば、それはプラスに働きます。

選考を受ける企業の採用情報をこまめにチェックしたり、業界や職種に関しても情報を幅広く集め、知見を広げる努力をしていたりするなど、取り組み姿勢を評価してもらえるようにすることがポイントです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

入社1年目で転職したいと思ったら、なぜ今の会社を辞めたいのか理由をはっきりさせ、辞めずに解決することはできないかをまず考えてみましょう。

辞める理由が他の人や環境のせいばかりだと、せっかく転職しても同じことを繰り返してしまう可能性もあります。

それでも解決できずに転職したいと思うのであれば、自分のやりたいこと・将来のキャリアを前向きに考え、アピールできることを見つけてみましょう。

前向きなキャリアづくりであれば転職は普通のことですし、入社1年目だからと我慢したまま長く続けることが将来のキャリアにとって必ずしもいいとは限りません。

自分の気持ちに素直に向き合い、理想の働き方・仕事を探してみましょう。