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「キャリア」とは?本当の意味を理解して今後の働き方を考えよう!

「キャリア」とは?本当の意味を理解して今後の働き方を考えよう!

仕事や転職において、「キャリア」という言葉はよく使われます。

しかし、「キャリア」の意味や定義をあらためて問われると、「なんとなくはわかるけどうまく説明できない」という人は少なくないのではないでしょうか。

「キャリア」にくわえて、「キャリア形成」「キャリアデザイン」「キャリアアップ」などのキャリアの関連語もビジネスで用いられることは多く、きちんと意味を理解して使う必要があります。

そこで今回は、「キャリア」の言葉の意味を正しく理解するためにも、「キャリア」の意味、考え方、5つの関連語についてまとめてみました。

私たちがよく使う「キャリア」という言葉

「キャリアアップを目指して転職したい」

「将来のキャリアが心配…。」

私たちは、毎日のビジネスライフの中で無意識に「キャリア」という言葉を使っています。

さまざまな場面でよく使われる「キャリア」という言葉。

まずは、その意味について調べてみました。

キャリアの意味って?

厚生労働省職業能力開発局によると、「キャリア」は以下のように定義されています。

経験を通して、能力を蓄積していく過程の概念である

一方、文部科学省によると、「キャリア」の定義は以下。

人が生涯にわたって遂行する様々な立場や役割の連鎖及びその過程における自己と働くこととの関係づけや価値付けの累積

つまり、「キャリア」は、ビジネスだけに限ったことではなく、働くことに関わる過程や生き方そのもののことを指す言葉だということです。

よく使われる「キャリアを積む」という言い方も、単に仕事の経験を積むだけではなく、働くことを通してスキルを身につけたり、人間性を磨いていくという意味を持ち合わせています。

「キャリア」は1つの事柄だけを示す言葉ではなく、使う場面によっては複数の意味を示すこともあるのです。

定義されている意味以外で使われることも

また、「キャリア」という言葉は、使うシーンや文脈によって、定義とは異なる意味を持つこともあります。

たとえば、「エンジニアとしてのキャリア」という場合、経験や経歴、職歴といった意味を持ちます。

「デザイナーのキャリアを活かしたい」という場合は、職業や専門職などに言い換えることもできます。

さらに、「キャリアプラン」という言い方になれば、働き方や生き方という意味で捉えられるでしょう。

このように、現代社会で使われる「キャリア」という言葉には幅広い意味合いが含まれており、使い方によってニュアンスが変わる場合があるということを理解しておく必要があります。

キャリアは3つの方面から考えよう!

さまざまな意味を持つキャリア。

キャリアとは、どのように向き合っていけばよいのでしょうか。

考えるポイントは、仕事だけでなく人生を通して何を経験したいのかという視点を持つこと。

大きく3つの方面から考えてみるのがおすすめです。

自分のキャリアを客観的に捉えることで視野が広がり、今後のキャリア設計に役立てることができますよ。

1|身につけた技術や知識などのスキル面

まずは、身につけた技術や知識などのスキル面について。

働くことを通して得られたスキルは、必要に応じて身についた個人の能力です。

これは立派なキャリアだと言えますよね。

スキルに関するキャリアは、職種や業種によってさまざま。

自分がこれまでに担当してきた業務で、どんなスキルや経験、知識が得られたのかを考え直してみましょう。

営業職なら営業職、経理職なら経理の仕事内容に合ったスキルセットが身についているはずです。

これまでの自分を振り返りながら、キャリアの棚卸しをしてみましょう。

2|考え方や働き方などの人間性面

キャリアは、考え方や働き方などの人間性面からも考えることができます。

これまで仕事にどんな考えで取り組んできたのか、何を考え、どう行動してきたのか、という経験も自身のキャリアの1つ。

仕事に対する考え方や、働く上で何を一番大切にしたいのかという本質的な部分はもちろん、事業にどのように貢献してきたのか、どのような部下を育ててきたのかなどのマネジメント面についても、よく洗い出して考えてみましょう。

今後のキャリアを考える上でも、「何を大事にしてどんな働き方をしたいのか」ということを明確にしておくことで、筋の通ったキャリアを築くことができるはずです。

3|職歴や社歴、転職の有無などの環境面

最後に、職歴や社歴、転職の有無などの環境面からもキャリアについて考えてみましょう。

環境面のキャリアは簡単に言うと、履歴書の経歴欄に書くような情報のこと。

どんな会社で働いて、何の業務をしていたのか、何年勤めていたのかなどの情報もキャリアの1つです。

転職する際は、このキャリア情報によってある程度、人となりを判断されます。

転職活動時の武器にもなりますので、環境面についてのキャリアを考える際は、なるべく詳細に棚卸しするようにしましょう。 

覚えておきたいキャリアの関連語5選

ここからは、キャリアの関連語についてご紹介していきます。

キャリアには、いくつもの関連語や略語があります。

今回は、ビジネスパーソンとして覚えておきたいキャリアの関連語を5つピックアップしました。

それぞれの言葉の意味を正しく知り、ビジネスの場に合わせてきちんと使いわけられるようにしましょう!

1|キャリアアップ

キャリアアップとは、今の仕事よりさらに専門的な分野で働いたり、地位の高い仕事についたり、報酬がアップしたりすることを言います。

「キャリアアップのために転職したい」といった文脈で聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

これは、転職だけに限らず、今の会社での昇給や、任される業務範囲が増えた時にも使われます。

2|キャリアビジョン

キャリアビジョンとは、将来的な目標のことを言います。

例えば、「5年後には設計から開発までできるようになりたい」「10年後には独立して社長になりたい」というように、働く上で今後どのようになっていきたいかということを指します。

キャリアビジョンを明確にしておくことで、自分の理想の働き方に近くことができるでしょう。

3|キャリアプラン

キャリアプランは、キャリアビジョンを達成するための具体的な計画のことを言います。

キャリアビジョンが最終目標なのに対し、そのためにどんな過程が必要か、いつまでに何をするべきかという具体的な計画がキャリアプランです。

「今の仕事で得たキャリアを次の仕事にどう活かすか」「さらにその先のキャリアビジョンにどう繋げるか」というキャリアプランを考えることは理想の働き方をするためにとても重要です。

4|キャリアパス

キャリアパスは、目標とするキャリアを手に入れるための経路のことを言います。

どんな経路をたどれば目標達成できるかという道筋のこと。

キャリアプランと似ていますが、キャリアプランは社外での意味も含むのに対し、キャリアパスは主に、社内での昇進や異動の道筋を指す言葉です。

キャリアの順序や筋道を説明する際に、人事担当などがよく使うイメージです。

5|キャリアモデル

キャリアモデルは、理想のキャリアを積んでいる人のことを言います。

実際の人物をあらわす場合と、社内で理想とされる典型的なキャリアパスを指す場合があります。

典型的なキャリアパスとは、例えば、プレーヤーとして5年間働き、次の5年でリーダーに昇進するというようなもの。

具体的な人物をあらわす場合は、ロールモデルと呼ばれることもあります。

キャリアモデルが明確だと、自分が目指すキャリアへのモチベーションを保つことができ、キャリアアップにつながります。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は、「キャリア」という言葉の意味についてまとめてきました。

キャリアは、使うシーンや文脈によってさまざまな意味を持ちます。

今回ご紹介した3つの方面からキャリアを捉え、自分の今後のキャリアについて考えてみてはいかがでしょうか。

これまでのキャリアとこれからのキャリアビジョンをはっきりさせることで、より具体的なキャリアプランが見つかるはずです。

あなたの理想のキャリアが実現できるよう応援しています。