女性のキャリア

女性のキャリアについての最適な相談先とは?仕事に本気で悩むあなたへ!

女性が自分のキャリアを考えるとき、不安を感じたり、迷ってしまったりすることはとても多いです。

転職を検討するとなれば、結婚、出産などのライフイベントを迎えたとしても勤め続けることができるかなど、不安要素は増えてしまいがち。

そんなときに、キャリアについて相談できる相手が身近にいると安心です。

この記事では、女性がキャリアについて相談するとき、誰に相談するのが最適なのかを考察してみます。

女性はキャリアに迷ってる?本当は相談したいことだらけ

キャリアを考えるきっかけって、いつ?

【参考】doda女性のためのキャリアアドバイス

転職情報サイトdodaの調査によると、女性が自分のキャリアを考えるきっかけは、1位が妊娠・出産、2位が入籍・結婚、3位が育児という結果に。

やはり、女性にとって、妊娠や結婚は、キャリアに影響する大きなライフイベントと言えそうです。

共働きの世帯が増えつつある中、ライフイベントを機に、より柔軟性の高い働き方ができないかと検討する女性は多いようです。

なぜライフキャリアの選択で迷っているの?

医療技術の進歩により平均寿命が昔よりも伸びた現在、「人生100年時代」と言われるように、長い人生を想定する考えがスタンダードになってきました。

以前は、60歳で定年を迎えるケースが多くありましたが、2013年に高齢者雇用安定法が改正され、希望すれば65歳まで同じ会社で働くこともできるようになりました。

しかし、65歳まで働いたとしてもそこから寿命を迎えるまでの年月は平均寿命を考えても20年以上あります。

こうした状況を考えて、老後の生活資金の確保するために、どう働いていくかを真剣に悩む人が、男女問わず増えているのです。

結果として年収アップを目指して転職する人もいれば、会社勤めと並行して副業をする人も。中には、思い切って自分で事業を立ち上げる人やフリーランスという選択する人もいます。

新卒から定年まで、ひとつの会社で勤める終身雇用が普通であった時代は、会社の先輩のなかで尊敬できる人をロールモデルとすればよかったのですが、転職しながら成長していくこともスタンダードである現在、キャリアの描き方もさまざまで、社内に人生のロールモデルを探すことは難しい状況でもあります。

そのため、ひとりひとりがキャリアオーナーシップを持って、自分自身のキャリアを設計していくことが求められているのです。

社内でキャリアを相談するなら注意したいこと

社内にロールモデルを探すことが難しいとはいっても、その会社にいる間のキャリアについては、「誰かに相談したい」と思うこともあるでしょう。

自分自身でキャリアオーナーシップを持つのであれば、社内の人にキャリアを相談する時に気をつけたいこともあります。

上司に相談するなら

信頼できる上司に、これからのキャリアについて相談することもあるでしょう。

自分自身が希望する仕事内容を明確にしておき、キャリアを積むためにこんな仕事をしてみたいと積極的に提案することで、その道が開ける可能性もあります。

しかし、上司も会社の組織の一員であることに変わりはないので、そのキャリアの提案が歓迎されるのは、会社全体や上司の所属する部署に有益である場合においてのみということもあるかもしれません。

そのため、相談する前には、自分の希望が社内で実現可能なものかどうか、よく吟味することが大切です。

人事に相談するなら

自分の所属する部署の上司に相談するほかに、人事に相談するという方法もありますね。

人事部では、部署異動や短時間勤務、産休育休などに関する多くの相談を受けるので、さまざまな社員の働き方を支援してきたからこそのアドバイスがもらえる可能性があります。

産休・育休や介護休暇などの具体的な制度を使う相談をする場合や、部署異動を打診する際には有効な手段と言えます。

ですが、上司に相談する場合と同様に、社内での希望に関する相談に限られますので、転職を望む場合には、相談相手としては不向きかもしれません。

同僚・先輩に相談するなら

ちょっとしたキャリアの相談は、身近な同僚や先輩に聞いてもらうこともあるかもしれません。

異動希望や理想とする働き方についてなど、何だかもやっとしている気持ちを聞いてもらうことで、自分の考えが明確になることもありますよね。

仕事上の上下関係なく、フラットな目線で話ができれば、キャリアについても前向きな検討ができるでしょう。

ただし注意したいのは、会社や組織の不平不満ばかりにならないようにすること。「今の現状を変えて、新しいキャリアに挑戦したい」と思っていても、不平不満だけではクリティカルな解決にはつながりません。

キャリアの相談をするなら「メンター」を見つけよう

メンターってなに?

メンターとは、よき相談者を意味します。

お手本となって仕事を教えてくれたり、仕事上の悩みや生活する上での困りごとについて、相談に乗ってくれたりすることもあるでしょう。

会社によっては、新入社員ひとりに対し、ひとりのメンターをつけて、新人の育成にあたる会社もあります。その制度をメンターと呼ばず、OJT(On the Job Trainingの略)制度と呼ぶ会社もあります。

社内でメンターを見つけるには?

メンターやOJT制度がない会社も多いです。

その際には、自分でメンターになってもらえそうな人を探してみるのもよいでしょう。

社内メンターを探すポイントは、ビジネス上で直接的な利害関係はない、ななめメンターを見つけることです。

同じ部署など関係が近い人に相談をしてしまうと、もしかしたら上司やほかの先輩に「なぜ自分に聞かないの」と思われてしまうこともあるかもしれません。

適度な距離感があり、ふだん接点が少ない部署に所属していて、かつ仕事ぶりが尊敬できる人がいたら、会社全体の行事や飲み会の際などに声をかけてみるのもいいかもしれません。

社外メンターを見つけるのも一手

社内でメンターを探すのが難しい場合は、社外でメンターを探してみましょう。

社外のメンターは社内よりも利害関係がなく、退職や転職といったことも気軽に相談ができるかもしれません。

社外で尊敬できるメンターを見つけるには、興味のある研修会やセミナーなどに積極的に参加してみるのがおすすめです。

セミナー後のオフ会に参加して、講師や参加者と積極的に交流してみて、話が合えば連絡先を交換させてもらいましょう。

異業種交流会に参加するのも方法のひとつ。

初めて参加する場合は少し緊張するかもしれませんが、最近では、初心者向け、経営者向けなど対象をしぼった異業種交流会も開催されるようになってきているので、自分に合うものを上手に活用しましょう。

キャリアの相談の前に準備しておきたい2つのポイント

女性だからこそ、柔軟なライフキャリア思考が大切

もし結婚後に、出産や育児と両立しながら働いていきたいと考えるのであれば、自分ひとりの都合で好きなように働けたこれまでとは違い、生活のスタイルが変わっていくことも考慮しなければなりません。

産休・育休や短時間勤務など、ライフステージに応じた働き方の変更やキャリアチェンジに対して、柔軟な姿勢をもつことが重要です。

また、そうした柔軟な思考をもつ人に相談することで、不安に思う気持ちも緩和されることもあります。

Point1自分のキャリアを棚卸ししてみよう

まずは自分の今までの仕事や経験について、まとめておくことが大切。

職務経歴はもちろん、どんな能力・スキルを身につけてきたかなど、具体的にキャリアを棚卸ししてみましょう。ノートや手帳に書き出すと、頭がすっきりと整理されます。

また、「これだけは譲れない」という価値観や、仕事をする上で強みになることを考えておきましょう。このポイントがしっかりしていると、相談に乗る人もアイデアを提供しやすくなります。

土台がしっかりしていないと、その上に何を積み上げても、不安定なままになってしまいます。

まずは自分自身で、キャリアを見つめ直してから、相談をすることをおすすめします。

Point2未来のライフキャリアに関して考えておこう

自分のキャリアを棚卸しし、その上で考えておきたいのがライフキャリアについて。

いつかは結婚や出産、育児をしていきたいと考えるのであれば、ざっくりとでもいいので、理想の形を思い描いておくといいでしょう。

ライフイベントはどのように迎える?

産休・育休は国で認められた制度とはいえ、実際に取得した社員がいる会社の方が、制度を使いやすいことは事実です。

今勤めている会社は、産休・育休が取得しやすい会社でしょうか。

出産後に復職せず、退職する女性が多い会社であれば、結婚、出産などのライフイベントをどう乗り切るか、あらかじめ考えておくことが必要です。

自分が考える人生の優先順位は?

結婚、出産などのライフイベントを迎えた後、女性が抱える問題は多種多様です。

自分の健康、家族の健康、仕事、育児、親の介護など、あげ始めたらキリがありません。

会社の本音は、仕事を一番に考えてもらうことですが、仕事を全力でこなししつつ、家庭も大事にしたいのが、働く女性の本音ではないでしょうか。

もし転職を考えるなら、その仕事をしながら自分が望む生活ができそうかどうかも視野に入れて転職活動をおこないたいですね。

もし、残業や出張などが多い職場であれば、育児や家事についても、夫や祖父母などの協力を得ることができそうかということも考えないといけません。

優先順位の1番を仕事とするなら、最初からこどもをもたないという考え方もあります。

また逆に、優先順位の1番を家庭とするなら、仕事は夫に任せ、仕事をしないという生活もあるでしょう。

上記は極端な例ですが、何を人生の1番に考えるかは自分次第です。

また仕事なのか家庭なのか、どちらもなのか、その優先順位はライフステージによって変化するものです。

「前は仕事一筋だったけれど、今は育児が優先!」「こどもの手が離れてきたら、本格的にキャリアをスケールアップさせていこう!」など、その時々によって優先度を変えながらキャリアをつくっていく柔軟さも大切です。

まとめ|女性のキャリアは一生モノの付き合いから

女性の仕事やキャリアは、ライフイベントの影響が色濃く反映されます。

だからこそ、社内外問わず、そのときどきで、キャリアを相談できる人を見つけておくことがとても重要です。

あなたに必要なアドバイスをしてくれる人と巡り合いたいのであれば、人生のパートナーを探すときのような姿勢で、アンテナを広げておき、さまざまな場所に積極的に出かけていく行動力も大切。

あなたが真剣に自分のキャリアについて考え、勇気をもってそれを話すとき、あなたの相談に耳を傾けて、柔軟な姿勢でアドバイスをしてくれる人がきっと現れることでしょう。