仕事に悩んだ時、どのような方法で悩みを解決していますか?
人間関係や、人事評価、給与、仕事内容についてなど、仕事をしている中で悩みは尽きないものですよね。
悩みを解決するには、「仕事の悩みの答えを本から見つける」という方法も。
今回は、仕事に悩む女性の実態とその悩みTOP3に加えて、仕事の悩みを解決してくれるおすすめの本をご紹介します。
仕事に悩む女性は9割?!女性が抱える悩みとは
ひと昔前に比べて、社会で活躍する女性はどんどん増えています。
ただ、男性に比べると、女性にとっては、まだまだ働きづらいと感じる瞬間が多いという現実も。
ここでは働く女性が抱えやすい悩みについて考察してみます。
働く女性の9割が「仕事に悩みがある」という現実
【参照】エンジャパン
エンウィメンズワークが実施した、女性を対象とした「仕事の悩み」のアンケートによると、97%の女性が「仕事に悩みがある」と回答していました。
一般的に、女性は男性よりも感受性高く、繊細で、深く考えたり悩んでしまいがち。
日々の仕事や職場でも、悩みを感じる瞬間も多いようです。
気になる仕事の悩みトップ3は?
働く女性のほとんどが悩みを抱えていることがわかりましたが、その悩みは具体的にどのような内容なのでしょうか。
気になる女性の仕事の悩みトップ3をご紹介します。
1位|「給料が低い」
女性が抱える仕事の悩み第1位は、給与評価について。
「仕事内容はそこまで変わらないのに、総合職と一般職で給料が違う」「正当な給与評価をされていないと感じる」など、給与に関する不満や悩みが多く回答されていました。
今後は、「働き方改革関連法」の1つにあるように、非正規社員と正規社員の格差をなくすことを目的として、『同一労働同一賃金』の原則が法律上のルールとして決定しています。
この先、解消に向かうと考えられていますが、適正な給与評価として実感できるのはもう少し時間がかかるかもしれませんね。
同一労働同一賃金が施行される今こそ、ライフキャリアを見直そう!
同一労働同一賃金が法律として決定し、雇用形態や勤続年数に関係なく、同一の貢献をした人に同一の支給をするルールができました。施行されると自身のキャリアに影響があります。今回は法律の概要とキャリアへの影響について考えました。
2位|「上司・同僚との人間関係」
給与に続いて2位は、やはり人間関係についての悩み。
「上司に残業ありきの業務スケジュールを提案される」「転職したばかりで仲のいい同僚がいない」など、人間関係の悩みは人それぞれ。
仕事をする上で周囲とのコミュニケーションは欠かせないもの。
それだけ悩みも多いようです。
3位|「雇用が安定しない」
人間関係での悩みに続いては、働き方についての悩み。
「派遣社員なのでいつ雇用を切られるか不安」「契約社員から正社員への転職を考えているが上手くいくか不安」など、主に契約社員や派遣社員で働いている女性がこの悩みを抱えているようです。
トップ3以外の理由には、「仕事にやりがいがない」「業務量が多い」「成長実感がない」などの回答がよせられており、仕事内容の面でも悩みを抱えている女性は多い現実があります。
仕事の悩みの答えは本で見つけてみよう!おすすめの本をご紹介
働く女性は、給与や人間関係、働き方、仕事内容など、さまざまな悩みを抱えていることがわかりました。
悩みの解決方法については、「友人に相談する」という回答が多い反面、「解決方法がない」という回答も。
仕事で悩みを抱える女性が多い一方、自身で悩みを解決している層は少ないようです。
自分自身で悩みと向き合い、解決する方法の1つに「本から答えを見つける」方法があります。
そこで、ここからはモアキャリーからおすすめの本をご紹介します。
仕事やキャリアに悩んだ時、ぜひ一度手にとってみてくださいね。
仕事との向き合い方に悩んだ時|「夢をかなえるゾウ」
【画像引用】アマゾン
正当な給与評価が得られない、頑張っているのに思ったように評価がされないと感じる時、「どこまで仕事を頑張ったらいいのかな」と仕事との向き合い方に悩むこともあると思います。
そんな時に読んでほしいのが「夢をかなえるゾウ」。
著者は水野敬也で、飛鳥新社から発行されているビジネス書です。
ガネーシャというゾウの姿をした関西弁を話す神様と、サラリーマンの主人公との会話の中で、仕事での悩みを解決するヒントが多く出てきます。
ある時、仕事との向き合い方に悩む主人公に対しガネーシャが、
自分のやり方であかんのやったら、人の言うこと素直に聞いて実行する以外に、何か方法あんの?
『夢をかなえるゾウ』水野敬也 P31
と声をかける場面があります。
「頑張っているのに正当な給与評価が得られない」と感じるのは、自分流の方法で仕事を進めてしまっているからかもしれません。
その他にもハッとさせられる気づきが満載。
仕事との向き合い方に悩んだ時、ぜひ手に取ってみてくださいね。
人間関係に悩んだ時|「嫌われる勇気」
【画像引用】ダイヤモンド社
会社に勤めるのであれば、上司や同僚など、周囲と協力しながら仕事を進める必要がありますよね。
会社にはさまざまな考え方を持っている人が集まっており、自分と考え方が合わなかったり、仕事に対する思いが異なっていたり、その分人間関係での悩みを抱えることも多いと思います。
そんな時に読んでほしいのが「嫌われる勇気」。
著者は、岸見 一郎と古賀 史健で、ダイヤモンド社から出版されている自己啓発本です。
本のタイトルだけをみると、「人に嫌われてもいい、気にすることはない」という内容を想像するかもしれませんが、実はそうではありません。
「他者は自分でコントロールすることはできない」、「自分自身の課題の見つけ方」などを教えてくれる1冊となっています。
人間関係の悩みは尽きないもの。悩んだ時にはぜひ一読することをおすすめします。
仕事のあり方に悩んだ時|「多動力」
【画像引用】アマゾン
毎日仕事をしている中で、自分はこれからどのようなキャリアを歩んでいけばいいのか、自分と仕事との関係に悩む時もありますよね。
そんな時に読んでほしいのが「多動力」。
著者は、堀江貴文で、幻冬舎から出版されているビジネス書です。
現代社会においては、1つの仕事だけをこなすのではなく、さまざまなところにアンテナを張ってビジネスを多方面に仕掛けることが大切だというメッセージが込められた1冊です。
「仕事に目的はいらない」「時には他人に仕事を任せることも必要」など、いつもの仕事の見方を考えさせられる言葉も多く、仕事を前向きに捉えられる気づきがある、おすすめの1冊です。
マネジメントに悩んだ時|「クリエイティブ人事」
【画像引用】アマゾン
部下をマネジメントすることになった時、「どうすれば部下のモチベーションを上げられるか」「チームをどうまとめるか」など、自分自身の仕事以外にも悩むことが増えますよね。
そんな時に読んでほしいのが「クリエイティブ人事」。
著者は、曽山 哲人、金井 壽宏で、光文社から出版されているビジネス書です。
人事をしている人はもちろん、管理職に就くすべての人向けに人を動かすマネジメント力についてまとめられています。
サイバーエージェントの人事制度や事例が多く取り上げられており、実例をもとにしたアドバイスが多く詰まったおすすめの1冊です。
仕事の進め方に悩んだ時|「無印良品は、仕組みが9割」
【画像引用】アマゾン
繁忙期などは特に、「仕事が多く重なり、どんな風に進めればよいかわからない」「仕事の進め方は何が正解なのか知りたい」など、自分が抱える仕事に忙殺されることもあるかもしれません。
そんな時に読んでほしいのが「無印良品は、仕組みが9割」。
著者は、松井 忠三で、角川書店から出版されているビジネス書です。
無印良品の経営方法をもとに「仕事はシンプルにやりなさい」というメッセージが込められています。
仕事の進め方に悩んだときのシンプルな考え方や、生産性を3倍にする方法、自分の仕事を仕組み化する方法など、仕事に悩んだ時に欲しい答えが見つかるかもしれません。
ぜひ一度手に取ってみてくださいね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
女性が仕事に悩む実態や、悩みを感じる理由、仕事に悩んだ時に読んでほしいおすすめの本をご紹介してきました。
仕事の悩みによっては、同僚や上司へ相談しにくいこともあるかもしれません。
そんな時はぜひ、今回ご紹介した本を手にとり、悩みの答えを見つけてみてくださいね。