「将来のために、今よりも貯金額を増やしたい」
誰もが思う内なる願望ではないでしょうか。
自分と同年代の女性が、どのくらい貯金をしているのかも気になるところ…。
そんな気になる貯金事情、なかなかストレートには聞けないですよね。
今回は、働く女性のリアルな貯金事情から、貯金をする目的、気になる結婚資金についてなど、女性が気になる貯金事情をまとめました。
今からできる貯金術もご紹介!
働く女性のリアルな貯金事情
化粧品やファッションなど、トレンドに敏感な女性ほど、ついつい散在してしまいがち。
「ストレス発散のために、エステやカラオケ…。気がつけば交際費がかさんでる!」
なんてこともめずらしくないのではないでしょうか。
働く女性のリアルな貯金事情。気になりますよね。
どれくらいのお給料をもらって、どれくらい貯金しているのか、調べてみました。
働く女性の1ヶ月の貯金額はどれくらい?
1ヶ月あたりの貯金額、コツコツ貯蓄していく上でとても大切ですよね。
とらばーゆの働く女子のリアルマネー事情によると、「1ヶ月の平均貯金額は4.5万円」でした。
とらばーゆ|働く女子のリアルマネー事情
最も多かったのは、「1万円~3万円未満」という層でしたが、なんと、10万円以上貯金している層が全体の1割も。
平均月収が約22万円というなかで、10万円を超える額の貯金をしているなんて驚きを隠せません…。
とはいえ、平均にすると貯金額は4.5万円/月。
実家暮らし、ひとり暮らしなどの生活状況にもよるかもしれませんが、簡単に貯蓄できる額ではないですよね。
そこで、コツコツと貯金をしている女性たちの、節約に対しての意識を調べてみました。
節約に対しての意識は?
上に同じく、とらばーゆの働く女子のリアルマネー事情によると、「なにか節約をしている」と答えた女性は、全体の約6割という結果に。
節約の内訳をみてみると、「毎日のランチ代を節約している」「なるべく自炊を心がける、材料費もなるべく節約する」と答えた人が半分以上という結果でした。
とらばーゆ|働く女子のリアルマネー事情
食費や交際費など、日々の生活にかかるお金から少しずつ貯蓄にあてているひとが多いようです。
約8割以上が「将来」に備えて貯蓄している?!
「海外旅行へ行くため」
「欲しいものがあるから」
「未来の自分のため」
貯金をはじめるきっかけは、人それぞれですよね。
今回の調査によると、全体の約8割が「将来」に備えて貯蓄していることがわかりました。
とらばーゆ|働く女子のリアルマネー事情
年金問題など、将来の不安を抱えている近年の社会人ならではの結果だと考えられますね。
続いて、「結婚資金として」という理由があげられており、結婚に向けた貯蓄を意識している傾向があることが読み取れます。
気になる「結婚」にむけてのお金事情
「結婚」というライフイベントを意識している方もいるのではないでしょうか。
そうすると気になるのが、「結婚」にむけてのお金事情。
一生に一度の大きなライフイベントだからこそ、心配も不安も大きいですよね。
結婚にまつわるお金事情について、まとめてみます。
男女別にご紹介!結婚相手に求める貯金額は?
あなたが、結婚相手に求める貯金額はいくらぐらいですか?
結婚となれば、誰しもが考える「お金」のこと。
結婚式やハネムーン、住宅ローンなど、たくさんのお金がかかりそうな気がします。自分の貯金はもちろん、相手の貯金額も気になるところ。
東カレデートアンケート調査によると、男女別で以下のような実態がありました。
結婚相手に求める貯金額は、男女で真逆になっていることが明らかに。
約8割の女性が、結婚相手の男性に、「1,000万~2,000万以上」の貯金額を求めていることがわかります。
その半面、男性は「自分が稼いでいるから大丈夫」と、結婚相手の女性に求める貯金額は、300万円以下でした。
ただ、お互いの金銭感覚を判断するためにも、ある程度の貯金額は必要かもしれませんね。
結婚前にお互いの貯金額は知っておいたほうがいい?
結婚後の生活を考えるのであれば、夫婦間でお金の話は避けて通れない話題です。
そのためにも、結婚前にお互いの貯金額は知っておいたほうがいいのでしょうか。
マイナビウーマン|結婚前に貯金額って教えるべき?結婚に必要なお金をFPが解説
マイナビウーマンの調査によると、一般女性の考えはほぼ半々。
「貯金額を知っておくべき」という声がわずかに上回る結果となっています。
知っておくべきと答えた主な理由は、「将来設計のため」「隠し事はよくないから」という一方、「個人の資産だから」という理由で知らない方がいいという声もあるようです。
プライベートな問題ですので、結婚後どのように過ごしていきたいのか、一度パートナーとよく話し合って決めてみるといいかもしれません。
まだ間に合う!将来のために今からできる貯金術をご紹介!
「将来のために貯金したいけど、思うように貯まらない」
「コツコツ貯めているけど、中々貯まらない。もっと効率的に貯金したい!」
そんな「貯金したいけどできない」と嘆く人が、「貯金体質」になるためにはどうすればいいのでしょうか。
まずは、必要な金額を知って目標を決めよう!結婚資金はどれくらい必要?
貯金額のゴール設定をすることからはじめてみましょう!
「なんとなく」で決めてしまうと、意志が弱いために継続しきれず、「思うように貯金できなかった!」と残念な結果になってしまいがち。
そうならないためにも、必要な金額を計算して、貯蓄をはじめることが大切です。
具体的に、結婚資金はどれくらい必要なのでしょうか。
「結婚式」「新婚旅行」「新居費用」を合わせて、夫婦でおよそ261万3,000円(103万6,000円/人)あれば大丈夫だといわれています。
ゴールから、年単位、月単位で必要な貯金額を計算して、取り組んでみましょう。
それ、本当に必要?やりくり上手な女性を見習ってみよう!
自分の周りに、上手に出費を抑えて無理なく節約している女性がいれば、見習ってみましょう!
上手に貯蓄している人は以下のように、なにかしら習慣化していることが多いです。
- 手作りのお弁当や、マイボトルを持ち歩く
- 買い物上手(長く使える、質の良いものを購入する)
- 割引クーポンや、ポイントカードを使い分ける
- 休日には、図書館など公共の場所でリフレッシュする
- 外食は週に1回など、ご褒美の日を設ける
どの節約術も、今からすぐ真似できるものばかりですよね。
1番大切なのは楽しんでやること。
無理のない範囲で、1つずつ取り入れてみるのはいかがですか?
贅沢してない?毎日の食事習慣を見直してみるのもいいかも
ついつい、ランチの外食、多くなっていませんか?
仕事のリフレッシュついでに、ゆっくりお店でランチをしたくなる時、誰にだってありますよね。
ただ、その出費が積み重なることで、思うように貯蓄できていない可能性もあります。
たとえば、1ヶ月間で週5日、お昼ご飯を食べに行っていた場合、ランチを1回1,000円と仮定すると、その出費は「約20,000円」です。
週5日の半分、お弁当を持参するだけでも、大きな節約につながりますよね。
小さなことかもしれませんが、コツコツと節約ポイントをみつけることで大きな成果につながります。
「消費」「浪費」「投資」の3つの軸で、お金の使い方を見直してみよう
使った総額ではなく、「何にお金を使ったか」を気にしたことはありますか?
使ったお金を、「消費」「浪費」「投資」に分けて、考えることで、お金は貯まるといわれています。
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消費
食費や水道光熱費など生活する上で必要なお金です。 - 浪費
いわゆる無駄遣いです。
「必要」ではなく「欲しい」と思って買ったものもこれにあたります。 - 投資
スキルアップや将来の収入につながるものです。
貯金もこれに含まれます。
たとえば、「ネイルは自分の気持ちが上向きになるから投資」と考えていたのが、実は「浪費」だったと思い直すかもしれません。
日々のお金の使い方を見直し、将来のために1歩ずつ貯金を進めてみましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか。
働く女性のリアルな貯金事情から、将来のために必要な貯金額、すぐにはじめられる貯金術についてご紹介してきました。
貯金は、ないよりもあるに越したことはないですが、ケチケチしすぎてストレスになってしまうようでは、本末転倒です。
自分にあった貯金額を設定し、コツコツ努力していきましょう!
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「貯蓄」と聞くと、家計を切り詰めたり我慢をしたりするイメージの方が多いようです。でも、貯蓄をするコツは、お金を貯める習慣・体質を身に付けること。誰でも簡単に手軽に将来のための貯蓄をはじめるコツのご紹介です。