集中して仕事がしたい!
でもなぜだか集中が続かない…
誰もが1度は考えたことのある悩みではないでしょうか。
やらなければいけない仕事があるのに、なかなか集中できない。
そんな時に、すぐ集中力を高められる方法があれば試してみたいですよね。
この記事では、そんな集中力を高める方法を、集中力が続かない理由とあわせてご紹介していきます。
集中したいのに集中できない…その理由は?
やらなければいけない仕事が多ければ多い時ほど、集中力が続かなかったり、気が散ってしまったりするもの。
集中したいのに集中できない状態が続くと、精神的にも疲れてしまいますよね。
なぜ、集中したくても集中できない時があるのでしょうか。その理由を調べてみました。
興味や関心が他のことに向いている
やらなければいけないことがあるのに、ついつい掃除をしてしまったり、気づいたらネットサーフィンをしていたり…なんてことはありませんか?
これは、脳が他のことに興味や関心を持ってしまい、やらなければいけないことの優先順位が下がっている状態。
集中している時の脳は、ドーパミンやアドレナリンといった脳内麻薬物質とも呼ばれる物質が分泌されていて、「楽しい」と感じさせてくれています。
つまり、やらなければならないこととは別のものに興味や関心が引き寄せられ、そちらを「楽しい」と感じてしまっているのです。
同じことに長時間取り組んでいる
同じことを連続して単調に進めていると、人は飽きる習性を持っています。
飽きるということは、その作業を「つまらない」と認識してしまうため、集中に必要なドーパミンやアドレナリンが分泌されなくなり、結果集中力は低下します。
取り組む時間が長くなればなるほど体力的にも疲れてくるので、長時間の集中が必要な場合は、適切な休憩を取りながら集中力を持続させることが必要です。
人間は常に情報を受け取り続けている
私たちは、意識して受け取る情報以外にも、「気づいたら見えてしまっているもの」からも常に情報を受け取り続けています。
視覚はもちろんのこと、聴覚や嗅覚なども情報源です。
ただ、さまざまな情報を取り込むことで、知らず知らずのうちに集中力が分散してしまうこともあります。
集中すべきもの以外の不要な情報を、無意識に多く受け取ってしまっていることも原因の1つなのです。
今からできる!集中力を高める方法5選
集中できない時に考えられる理由を3つ、ご紹介してきました。
そうはいっても、集中力は仕事をする上で必要不可欠なもの。
集中できている時と集中できていない時では、仕事の進み方が大きく変わりますよね。
「集中力を今すぐ高めたい!」
そんな悩みを解消するために、集中力を高める方法を5つご紹介します!
やるべきことを声に出す
「声に出す」という行動をすることで、頭の中の情報を整理し、不要な情報を排除することができます。
無意識のうちに受け取っているさまざまな情報の中には、本来やるべきことと関係のないものもありますよね。
意識を統一するために、まずはやるべきことを声に出してみましょう。
声に出している最中は頭の中で考えていることが1つにまとまるため、その状態のまま取り組むことで、最初からやるべきことに集中しやすい環境をつくることができます。
必要のない情報を遮断する
必要のない情報を、無意識に受け取らない環境をつくりましょう。
私たちは、日常的に視覚や聴覚から常に情報を受け取っています。
その中には、目の前の取り組むべきことに不要な情報もありますよね。
机の上で作業をするのであれば必要のないものは机の上に出ていないか、パソコンを使うのであれば使用するファイルやツール以外を開いていないか、気が散るような雑音はないか、などを確認してみましょう。
自分の身の回りにあるさまざまな情報を「必要か」「不要か」で精査し、、不要なものは受け取らないよう遮断することで、目の前のことに集中しやすくなります。
最近では、メールや社内チャットツール、スマホアプリなど、リアルタイムで通知がくるものも多くあります。
こうしたアラートに関しても精査できると、集中力が高い状態を持続することができるでしょう。
脳に必要な糖分を補給してリフレッシュする
疲れた時に甘いものが食べたくなること、ありますよね。
糖分が不足すると、脳がエネルギー不足になり、集中力の低下につながります。
糖分は、頭を働かせる上で欠かせない栄養素とされており、疲れを感じた時に甘い物が食べたくなるのは糖分補給が必要という脳からの合図です。
自分の好きなものを食べたり飲んだりすることが良いですが、噛む動作は脳にとって良い刺激となるため、食べ物で糖分補給をするのがおすすめです。
思い切ってやりたくないことを後回しにしてみる
自分の好きなことをしている時は、比較的集中力が持続しやすいですよね。
「気づいたらもうこんな時間!」なんてこともあるのではないでしょうか。
やりたくないことに取り組むことで集中力が持続せず、他のタスクが後回しになってしまうのは避けたいですよね。
なかなか仕事が進まない時は、思い切ってやりたくないことを後回しにしてみましょう!
やりたくないこと以外を先に終わらせたとしても、ゴールには着実に近づいています。
自分のモチベーションが上がる方法を試してみてくださいね。
どうしても集中できない時は少し休憩する
集中力を高める方法をどんなに試しても集中できない時、そんな時は勇気を持って休憩することも大切です。
集中できない状態でだらだら取り組んでいても、能率は上がりません。
おすすめの休憩方法は「30分以内」で休むことです。
30分以上休憩してしまうと、脳が休息モードになってしまいます。30分を上限に少し休憩し、脳を整理した状態で仕事を再開すると、いつもよりも集中力が持続するかもしれませんよ。
最後に
いかがでしたでしょうか。
私たちが仕事に集中できない原因と、今すぐにできる集中力を高める5つの方法についてご紹介してきました。
「仕事が多い時ほど集中できない」という状態は、心や身体にとって無意識にストレスになっています。
「集中しなければ」と焦ってしまうと、なかなか集中力が持続しない要因にもなりますので、まずは原因を理解し、今回ご紹介した5つの方法をぜひ試してみてくださいね。