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仕事・子育てどっちも妥協したくない!いつかのために保育園・保活について知っておこう

近年、共働きの家庭が増え、出産後に職場復帰する女性も多くなりました。

そしてママたちが働く理由も、下記のようにさまざま。

出産後も、これまでの自分のキャリアを活かしたい
それなりの収入を得て家計の足しにしたい
育児とは違った時間がほしい

しかし「仕事も育児も家事も全部やる!」というのは、そう簡単にイメージできるものではないかもしれません。

自分が働くためには、こどもを両親や親せきに預けたり、保育園に預けたりするなど、頼れる場所が必要です。

今回は、いつかおとずれる子育て生活を安心して迎えられるように、気になる保育園・保活のあれこれをまとめてみたいと思います。

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保育園についてのあれこれ

保育園の保育時間は?

保育園は幼稚園に比べて保育時間が長く、働く両親の就労時間に合わせてこどもを預けることができます。

保育園の多くは7時~7時半に開園し、20時前後に閉園1日の最大利用時間を11時間と定めています。

ほとんどの園で土曜日も預かりを実施していますが、日曜、祝日は休園となります。

また、一定の保育時間を過ぎると延長料金がかかることもありますが、保育士さんが見てくれているので、夜でも安心して仕事をすることができます。

いつから保育園で預かってもらえる?

多くの保育園では、こどもが生後57日(生後2か月)以上から預けることができます。

これは、労働基準法によって、母親には8週間の産後休業取得が義務づけられているからです。

中には、首がすわっている、発育が安定しているなど、安全に保育ができるようになってから受け入れることを方針とし、受け入れは生後5・6か月からと定めている保育園もあります。

このように、保育園によって受け入れ可能な月齢・年齢が異なるため、条件に合う保育園を探してみましょう。

保育園の種類は?

保育園には、大きく分けて3つの種類があります。

  1. 認可保育園(保育所)
  2. 無認可保育園
  3. 認証保育園

それぞれの特徴を下記にまとめますので、まずはその違いを理解し、自分が仕事と両立するときに、どの種類の保育園を利用したいのかを考えてみましょう。

現在は待機児童問題もあるため、希望する園に入ることは大変なことですが、保育園の種類や特徴を知っておくと選択肢が広がり、選べる保育園も増えてきます。

実際に園の様子を見学したり、すでにこどもを通わせているママたちから情報を得ることで、こどもだけでなく、送迎をする両親にも合った保育園を選べるでしょう。

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大変だと聞く「保活」…保活とはどういうもの?

育休中のママは、職場復帰までにこどもの預け先を決めておかなくてはなりません。

そこで、少しでも早いうちから情報を集め、保育園入園までの手続きをスムーズに進めるための活動を「保育活動=保活」といいます。

では、保活とは具体的にどのように進めればいいのでしょうか。

保活をはじめる時期は?

こどもが何月に生まれるか、ママがいつから仕事を再開するかにもよりますが、0歳からの入園を考えているのなら保活は妊娠中にはじめるのがおすすめ。

1歳からの入園を考えている場合でも、妊娠中から少しずつ準備をしても無駄にはならないので、できることからはじめます。

保活の進め方

ここでは、保活とは何をするものなのか、具体的に紹介します。

保活をはじめるとき、フローとしては大きく3つにわけることができます。

  1. 情報収集
  2. 園の見学
  3. 入園申し込みの手続き
情報収集

情報収集をするには、まずはお住いの市区町村の役所に行きましょう。

役所には保育課があります。保育課では、自分の居住区にある保育園が掲載された案内やパンフレットをもらうことができます。

インターネットが普及した現在、ネットで情報収集をしてしまいがちですが、役所でもらえる案内にはさまざまな種類の保育所情報が載っているので、自宅から通える範囲にどのような保育園がどのくらいあるのかが一目でわかり、便利です。

また、預けたい時期と受け入れ可能な時期があっているか、希望する園を管轄する役所の保育課に聞いてみることもおすすめです。

住んでいる地域や年度によっても制度・条件が違う可能性がありますので注意しましょう。

園の見学

役所でもらった案内をもとに、入園を希望する保育園を決めていきます。

申し込みの際には希望する保育園名をいくつも書くことができるので、多めに候補をあげておくといいでしょう。

希望する保育園は、事前に見学しておくと安心です。

園の見学の時期は4月入園児が落ち着いた5月~7月頃が望ましいとされています。

園の見学をする際は、下記のようなポイントをチェックすることが大切です。

見学の際に確認しておきたいこと

  1. 自宅、職場からの通園ルート、所要時間
  2. 園の施設(遊具やおもちゃ、駐車場など)
  3. 先生、事務員、園児の様子
  4. 保育時間、保育料金
  5. 給食(薬の服薬ができるかなど)
  6. 園の年間スケジュール(お弁当が必要な日の確認など)
  7. 持ち物(手作りグッズが必要か等)
  8. 呼び出し、休みの基準
  9. 周辺の雰囲気
入園申し込みの手続き

入園の申し込みに関しては、こどもが生まれて入園希望時期が決まってから開始することが多いですが、0歳から預けたいと思う場合、生まれる時期によって妊娠中から申し込みが必要な場合もあります。

生後何か月から預かってくれるかは園によって違うので、事前に確認しておきましょう。

4月入園の申し込みは10月~12月頃に受付があるので、締め切りに注意して書類の準備、提出をおこないます。

園の申し込みに必要な書類

家族の就労状況や入園希望の園などを記入した申請書や、勤務(予定)証明書といった書類が必要になるので、早めに準備をして記入漏れがないかしっかり確認しましょう。

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認可保育園を利用したいなら、押さえておきたい3つのポイント

2018年12月に幼児教育・保育無償化が正式に決定し、2019年10月より全面実施となります。

3歳〜5歳児の幼児教育・保育にかかる費用は、認可保育園に関しては、世帯所得を問わず無償化されるため、入園を希望する家族はより一層増えることが予想されます。

認可保育園は、国が設ける保育園の基準を満たした保育園。もし認可保育園に入園させたいと思うのであれば、居住地域が設ける「保育の必要性」をポイント化した指数を理解しておきましょう。

入園できる保育園の確保は、自分が思い描く職場復帰のタイミングを実現するためには非常に重要なポイントです。

下記にまとめる3つのポイントを押さえ、対策を練ることが大切です。

認可保育園の選考、「点数」を理解する

認可保育園に入るためには、入園選考があります。

これは、待機児童も多い現状において、より保育を必要とする世帯から優先的に保育園へ預けられるようにと考えられたものです。

家庭状況をポイント化した「点数」によって選考されるため、まずは、この点数の仕組みを理解しておきましょう。

またこの「点数」は、かく自治体によって異なります。必ず居住区内の役所やホームページなどで確認するようにしましょう。

基準指数

基準指数とは、父親・母親それぞれの就労状況や健康状態、また要看護・介護の家族がいるかどうかなどといった、保護者の基本情報をポイント化した点数のことです。

調整指数

調整指数とは、家庭の状況に合わせて、加点・減点の調整をする点数のことです。

例えば、兄弟姉妹(卒園児等を除く)が既に入園している保育園の入園を希望する場合には加点されたり、居宅内労働(リモートワークやフリーランスで在宅勤務)の場合には減点されてしまったりします。

優先順位

またこの他に、「優先順位」という概念もあります。

これは、同一の「点数」となった世帯があった場合にどちらがより保育の必要性があり、入園とするかを定めている項目です。

自治体によっては公表されていないこともあります。

自分の世帯で獲得できる点数を把握する

上記のような「点数」の仕組みを理解し、居住区の指数を参考にして、自分の世帯が獲得できる「点数」を把握しましょう。

また調整指数に関しては、加点・減点の可能性を調べておきたいところです。

どうしても認可保育園に入れたいと考える場合、加点になるポイントは事前にチェックしておき、戦略的にポイント加算状況をつくることもできます。

減点となる項目に関しても、事前に解消しておけるのであれば検討しておくことも大切です。

調整指数の加点や、優先順位で有利となりやすい項目
  • 兄弟姉妹が保育園に入園している
  • 保護者の就労によって無認可保育園やベビーシッター利用の実績がある
  • 自治体居住歴がある(長い方が有利!
  • 保護者が単身赴任中である
調整指数の減点や、優先順位で不利になりやすい項目
  • 祖父母などが同居している
  • 保護者の就労実績が少ない、就労期間が短い
  • 申し込みをした自治体に住んでいない

居住区の過去の実績から、何点で入れそうかを探る

自治体によっては、過去の入園実績を公開しているところもあります。

その場合、何点で入園ができたのか、また入園できなかったのか、各保育園の応募倍率などを知ることができるようです。

役所の保育課の窓口でしか教えてくれない場合もあるので、保活対策として、役所には一度足を運んでみるといいかもしれません。

居住地域の役所に行くと、大まかに点数が上のほうなのか下のほうなのか教えてくれることもあります。

自分の世帯の点数状況を把握し、保活対策を考えていきましょう。

こどもが0歳、保育園に入れる?入れない?

「仕事も育児も妥協したくない!」と思った時、できるだけ早く職場に復帰したいと考えるママさんもいるかもしれません。

実際に0歳児でも預かってもらえる保育園もありますが、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

保育園に0歳で入れるメリット

比較的保育園に入れやすい

育休中のママであっても、明確に「職場復帰をしたい」という意思があるという意味で、比較的入園しやすくなる地域もあるようです。

生活リズムが整う・免疫力がつく

保育園に入れると、朝決まった時間に家を出て、保育園でも決まったスケジュールで生活します。

0歳児のこどもは、授乳や昼寝の時間などが定まらない場合が多いですが、保育園に通うことで自然と生活リズムが整ってきます。生活リズムが整うと授乳のタイミングや睡眠時間などが決まってくるので、一日のスケジュールが立てやすくなるようです。

また集団生活となるため、もしかしたら最初のうちは風などの病気にかかることも多いかもしれません。ですがは早いうちから免疫がつき、病気に強くなることも期待できます。

育児のプロに頼ることができる

0歳児のこどもと過ごす時間には、何かと不安はつきもの。しかし、保育園を活用することができれば、育児のプロである保育士さんに相談したり、頼ったりすることもできます。

初めての育児であればなおさら、安心感は大きいですよね。

保育園に0歳で入れるデメリット

完全母乳を続けるのが難しい

中には母乳を預けられる保育園もあるようですが、園内ではミルクで対応する保育園も多いです。

その場合、完全に母乳だけで育てることは難しく、ミルクとの混合育児になります。完全母乳にこだわりを持ちたい場合は、母乳を預かってくれる保育園はないか、情報収集をする必要があります。

また、混合育児を目指す場合は、産後から母乳だけではなく、ミルクを混ぜた混合育児を進めてみることを検討しましょう。

成長を見逃すこともある

日中は働く選択をすると、どうしても我が子の成長を見逃してしまうこともあるかもしれません。昨日できなかったことが、突然今日できるようになるなど、こどもの成長は著しいものです。

こうした日々の成長も、気づいたら保育園でハイハイもお座りもできるようになっていた、ということになってしまう可能性も。

周りから「かわいそう」と言われ、罪悪感を持ってしまう

「0歳児のこどもを保育園に預け、仕事をする」ことに罪悪感を感じてしまうママさんも少なくありません。

地域や世代によっては、理解されない場合もあるようです。

しかし、現在は昔に比べても、職場復帰をする先輩ママも多くいます。メリットにもあるように保育園に預けることが、決して悪いことではありません。

こどもと会えない時間が多いことに不安を感じてしまうこともあるかもしれませんが、その分一緒にいれる時間を大切にし、たくさんの愛情を注いであげましょう。

編集部より

今回は、保育園のあれこれ、保活について、0歳児で保育園に預けることについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

これから結婚や出産、育児などのライフイベントを考える女性にとって、仕事と育児の両立は目指したくても不安に感じることもあるでしょう。

しかし、事前にどんなことが起こりそうかを知っておければ、少し前向きに将来を考えられるようになるかもしれません。

現在、働くママをサポートする地域支援やサービスも多くあります。

「仕事も育児も妥協したくない!」という想いも叶えやすいことも確かです。

ライフイベントを迎える時には、ぜひ働くことも前向きにとらえ、キャリアを継続し、アップさせる選択肢も考えてみてほしいと思います。