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手間をかけずにお金を貯める!?コツを知って貯まる体質へ

「貯蓄」と聞くと、コツコツと家計を切り詰めたり、我慢をしたりするイメージがありますよね。あるいは、お金に関する知識がなくて後回しにしていたり、計画的に貯蓄ができずに避けてしまったりする方も多いようです。

でも、結婚・出産・育児・老後といったこれからのライフステージを考えると、支出は増えるので貯蓄をしないと不安です。

「節約」「切り詰める」といったあれこれ考える貯蓄だと、毎日仕事が忙しい女性の方々は長続きしませんが、簡単に、手間をかけずに、将来のための貯蓄をしていくのであれば長続きしますよね。

今回は、簡単に手間をかけずに長続きする、貯蓄の体質・習慣のコツをご紹介します。

どうやって貯蓄をしている?

そもそも、みなさんは毎月どういう方法で貯蓄をしていらっしゃいますか。

日経WOMANの調査に、働く女性に毎月の貯蓄方法についてアンケート結果がありました。見てみると、上手に貯蓄をしているひとにはルールがあるようです。

【参照元:1000万円貯まる人が実践している、先取貯蓄術|日経WOMAN】

貯蓄1000万円未満・以上のどちらも、「毎月、給料から必ず一定額を『先取り』で貯蓄している」ようです。

しかし、1000万円以上のグループは「毎月、給料から必ず一定額を『残して』貯蓄している」(22.0%)であるのに対して、1000万円未満のグループは「給料が残ったら貯蓄するが、使い切る月もある」(20.5%)という結果。

ここに大きな差がありますね。

1000万円以上の貯蓄がある女性は「毎月、給料から必ず一定額を貯蓄に回す」という貯蓄のルールがあることがわかります。

【参照元:1000万円貯まる人が実践している、先取貯蓄術|日経WOMAN】

また、先取り貯蓄の方法に関して、1000万円未満のグループは「銀行の自動積立定期預金」(55.3%)が最も多く、「投資信託や株の積み立て」(31.9%)、「個人型確定拠出年金」(29.8%)と続きました。

一方、1000円以上のグループと大きな差があったのが「財形貯蓄」、そして「社内預金」です。

この結果から、貯蓄額が1000万円を超える方は、会社の制度などをうまく利用していることがわかります。

実際に1000万円以上貯金している女性の声を調べてみました。

ゲーム感覚で貯金する。我慢しない(32歳、情報通信・IT、総務など/貯蓄1800万円)

給与から自動的に引かれる状況をつくる(社内預金や貯蓄用口座)(35歳、製造、人事/貯蓄2800万円)

給料天引きで貯めている口座は「なかったもの」と考え、イザという時でも崩さない(45歳、製造、営業/貯蓄5000万円)

【参照元:一人暮らしで1000万円以上貯められる人はこんな人|日経WOMAN】

節約・我慢をしなくても、簡単に、手軽に貯蓄する習慣・体質を身につけることがコツだといえますね。

お金を貯める習慣・体質を身につける

ここからは、簡単に手軽にできる習慣・体質を身につけることで貯金をし、普段の生活を見直していく方法をご紹介します。

「収入-生活費=貯蓄」ではなく「収入-貯蓄=生活費」

さきほどの日経WOMANの調査から、1000万円以上のグループは「毎月、給料から必ず一定額を『残して』貯蓄している」方が多いという結果がありました。

注目したいのは、収入から生活費を引いて残ったお金を貯金するのではなく、収入から今月貯金しようと考えた分のお金を先に差し引いている点。その差し引いた残りで、月々の生活をするようにしている人が貯蓄がうまくいっている、ということです。

「収入-生活費=貯蓄」ではなく、「収入-貯蓄=生活費」

残った分は貯金するという消極的な方法ではなく、一定額を先に差し引き貯金してしまうという方法に改め、先取り貯蓄を安定させることができれば、貯金が簡単にできるようになります。

先取り貯蓄で勝手に貯まるメソッド

では、先取り貯蓄はどういった方法でおこなうのが効果的なのでしょうか。

ここからは、先取り貯蓄のステップと内容を考えてみましょう。

01|銀行口座を「使う」「貯める」「増やす」の3つに分ける

銀行口座を「使う」「貯める」「増やす」の目的別に分けることで、自然に貯まる仕組みをつくります。

生活費と貯金を同じ銀行で管理すると、線引きがあいまいになってしまうので、生活費と貯金は別の銀行で管理。

貯金用の銀行は「金利が高い銀行」を選ぶこと、一方生活費用の銀行はできればATM手数料などが安い銀行や便利な場所にある銀行を選ぶことがポイントです。

  • 使う口座
    家賃、通信費、光熱費、保険料などの固定費やクレジットカードの引き落としなど、生活費の支出のための口座になります。毎月の支出額はこの口座に必要な金額を入れておきましょう。
  • 貯める口座
    勤務先の「財形貯蓄」や銀行の「自動積立定期預金」を利用して、毎月一定額を先取りして貯めていく口座になります。使う口座とは別の銀行を選び、手をつけないようにしましょう。
  • 増やす口座
    iDeCoやつみたてNISAなど投資のために使用する口座です。先取り貯蓄と同様に投信積立などで長期的にコツコツと増やしましょう。ただし、これは必ず開設する必要はなく、ご自身の貯蓄額が約半年生活ができる金額になってからで問題ないです。

02|財形貯蓄や自動積立定期預金を利用する

貯めるための専用口座は、勤務先の財形貯蓄や銀行の自動積立定期預金を利用し、毎月の給与日に自動的に給与から天引きして貯蓄に回す仕組みをつくりましょう。

  • 財形貯蓄
    毎月給与からご自身で設定した金額を天引きし、手間をかけずに勝手に貯蓄ができる制度になります。退職しても、金融機関に貯めたお金は残ります。解約をすればお金は払い戻されます。また、転職先に財形制度があれば、そのまま続ける事や他の金融機関に預け先を変えて続けることができます。
  • 自動積立定期預金
    毎月決まった日に決まった金額を普通預金から定期預金に積み立てることで貯蓄ができる制度になります。給与が振り込まれる銀行で、引き落とし日を給与振込日の翌日に設定しておけば、ほとんど給与天引きと変わらない感覚で確実に貯めることができます。

03|臨時出費のための専用口座

旅行や帰省などにかかる費用は、貯める口座とは別に臨時支出口座に貯蓄するといいでしょう。貯蓄の取り崩しを防ぐことができます。ただし、これは必ず開設する必要はなく、開設して年収の10%を目安に貯めておくと、急な出費によって月の支出から捻出して赤字になることを避けるためのコツです。

このように、銀行口座を「使う」「貯める」「増やす」の目的別に分けること、また毎月確実に一定額を貯蓄に回す仕組みを取り入れることで、「節約」「我慢」をしないで、「簡単に」「手軽に」貯蓄することができます。

支出を上手に減らすコツ・上手に使うコツ

お金が貯まる習慣・体質を身につけること以外にも「支出を減らす」ことも貯蓄をする上で大切なポイントです。

支出をコントロールできるようにコツをおさえておきましょう。

01|固定費の見直し

いちばん速効性があるのは、固定費の見直しです。特に、普段使っているスマホを格安スマホにするだけで年間数万円程度が節約になります。

02|ATMで引き出す回数と金額を一定にする

お金がなくなるたびにATMで引き出す習慣は、お金をダラダラ使う傾向があります。月に1回はハードルが高いため、週に1回1万円などはじめやすい回数・金額からはじめてみましょう。

03|ためる口座のキャッシュカードは持ち歩かない

せっかく貯める口座を開設したのであれば、この口座のキャッシュカードは持ち歩かず、引き出さないようにしましょう。

04|リボ払い・分割払いは使用せず1回払いのみ

クレジットカードの分割払いやリボ払いの金利は非常に高く、消費者金融並みです。一見利用しやすく月々の支出を押さえられそうですが、分割回数が多くなればなるほど返済額が増えるだけ。長期にわたって利息を払い続けることになるため1回払い限定しましょう。分割しないといけないときは買わないのが鉄則です。

05|お金をかけるところ、かけないところを決める

ストレスなく貯蓄をするためには、お金を使うべきとことは使い、支出を我慢しないことです。ここにはお金をかけたいけれど、ここにはかけたくないと決め、メリハリを意識しましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

我慢する貯蓄ではなく、簡単に手軽にできる貯蓄の方法もあります。先取り貯蓄をして毎月確実に貯蓄をするだけでも、お金が貯まる習慣・体質になり、お金の貯め方・使い方にメリハリがつき、ストレスなく貯蓄ができるのではないでしょうか。

前回ご紹介した、自分でつくる年金・資産形成の方法であるiDeCoやつみたてNISAと併せて、今後のライフイベントや老後の資金の貯えを考える機会にしていただければと思います。

自分でつくる年金!?税メリットのある投資、iDeCo・つみたてNISAとは
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