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マネジメント挑戦する?しない?管理職経験が女性のライフキャリアにプラスになる3つの理由

ライフキャリアを考える中で、「管理職に挑戦するかしないか」に悩む方も多いのではないでしょうか。

管理職と聞くと、責任も重く、体力的にも精神的にも大変そうなイメージが強いかもしれません。

今回は、管理職に挑戦するメリットや女性がマネジメントで注意したいことなどをまとめてみます。

マネジメントに挑戦するかどうか迷っている…」「将来が漠然と不安…」、そんな方はぜひ参考にしてみてくださいね!

「管理職になる気はない」女性が思うその理由って?

世間的には、共働きで育児と両立する働き方を選択する女性も増えてきたように思います。

働く期間が長くなるほど、管理職に挑戦する女性も増えているように思いますが、実際にはどうなのでしょうか。

バリバリ働きたい女性は4割、でも「管理職にはなりたくない」

ソニー生命保険株式会社が、約1,000名の女性を対象に実施したアンケート「女性の活躍に関する意識調査2017」を元に考察してみたいと思います。

「女性が社会で働くには、不利な点が多い」点について、【そう思う】と回答した女性は全体の79.5%と、ほぼ大半の働く女性は不自由さを感じていることがわかります。

それでも、「今後もバリバリとキャリアを積んでいきたい」と考える女性も4割近くいて、これは前回調査と比べても増加傾向にありました。

しかし、同調査で「管理職への打診があれば受けてみたい」と答える女性は2割弱

一方「本当は専業主婦になりたい」と考える女性は4割にのぼり、前回調査と比べても1割弱増える傾向にありました。

「働き続けていたい」と思う反面、働く環境の不自由さや働きづらさを感じ、主婦業だけに専念したいと感じる女性が増えているようです。

ソニー生命保険株式会社 ニュースリリース|「女性の活躍に関する意識調査2017

管理職になった女性は「自分の視野が広がった」

一方で「エン転職」を運営するエン・ジャパン株式会社が実施した「管理職への志望度調査」では、管理職の経験をして良かったと感じたこととして以下のような結果が出ています。

エン・ジャパン株式会社 『エン転職』ユーザーアンケート|「管理職への志望度調査

グラフを見てみると、男性よりも女性が突出して「よかった」と感じている項目として、【部下の成長に関わることができた】【自分の視野が広がった】という項目がありました。

共働きを選択し、長期的なキャリアを考えるとき、女性にとってはまだまだ働きづらさを感じる社会かもしれません。より責任範囲が広がり、任される業務も多くなる管理職に自ら挑戦したいと思う女性が少ないことも事実です。

しかし、実際に管理職に挑戦し活躍する女性の中には、管理職に挑戦してよかったと感じる女性もいます。大変そうに思える管理職であっても、勇気を出して挑戦してみれば、もしかしたら新しい視点で仕事ができるかもしれません。

女性が管理職に挑戦するべき3つの理由・メリット

さて、「2030」という言葉があるように、現在行政では女性管理職の積極登用に力を入れていますが、その進捗は思わしくなく、例年女子の管理職登用率は増えているものの、2018年4月段階では8.6%に留まっています。

「2030」とは
2020年30%目標のこと。行政では、社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的地位に女性が占める割合を少なくとも30%程度とする目標を掲げています。

なかなか増えていかない女性管理職ですが、上記で考察したように、それでも「管理職にチャレンジしてよかった」と思う女性も多くいます。

「人生100年時代」と言われるように、将来的に長く仕事に携わることが見込まれる中、女性が管理職にチャレンジすることには、いくつかのメリットがあると思います。

今回は3つのメリットをまとめてみます。

管理職経験を積むほど、働き方は自由に

「管理職になると責任ばかり大きくなって大変そう」と思う方もいるかもしれません。しかし、企業のカルチャーによって多少差はあるかもしれませんが、責任範囲が大きくなると比例して裁量権も大きくなるものです。

例えば会議の時間ひとつとっても、もし一般のメンバーであれば、上司や同僚の時間に合わせなければなりませんが、自分が管理職であれば、こどものお迎えの時間に合わせて16:00以降には設定しないと決めることもできるのです。

管理職の責任は大きいかもしれませんが、だからこそ与えられる裁量権も大きく、自分が考える許容の範囲内で調整したり、やることとやらないことを決めたりすることもできます。

自分自身でグループやチームの基盤をつくり、生産性高く働きやすい組織をつくることもできるかもしれません。

挑戦できるキャリアが増える

管理職として、メンバーやチームをマネジメントした経験があれば、将来的なキャリアの選択肢も増えていきます。

管理職として挑戦するプロジェクト進行やチーム活性化などの取り組みは、どんな業界や職種においても応用のきくスキル。

ライフイベントの中で、どうしても今の仕事を続けることが困難になることがあったとしても、転職や再就職を検討するときに必ずプラスになります。

収入が増える

業界や会社にもよりますが、管理職になると役職手当がつくことが多いです。

実際に、厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の役職別賃金の調査結果を見てみると、役職があがるにつれ、給与もあがる傾向にあります。

大きな責任を任される分、大変なことも多いかもしれませんが、収入が増えていくことはメリットと言えそうです。

女性がマネジメントをする時に注意したいポイント

上記のように、女性が管理職に挑戦することには、長期的な視点でキャリア形成を考えたときにも、メリットとなることが多くありそうです。

しかし、実際のマネジメントを考えると「自分が管理職なんて、やっぱり不安…」と思うこともあるかもしれません。

会社が成長し続ける限り、組織は変わるものであり、マネジメント対象となるメンバーも一定ではありません。

つまり、マネジメントもある程度の型があったとしても、これといった正解はないものです。

そんな中でも「この人のもとで働けてよかった」「この人と一緒に働いて少し成長できた」と部下に思ってもらうためにも、注意したいポイントがあります。

いざ女性がマネジメントを実施するにあたり、下記3つのポイントをチェックしておきましょう!

Point1|感情的にならない

女性は男性と比べ感情的であると言われています。

感情的であることが良く働けば、共感性が高く、メンバーと一喜一憂しながら物ごとに取り組めるなど、メンバー目線で一緒に仕事を考えることができるマネージャーとして親しまれるでしょう。

しかし悪く働けば、ロジカルに考えられず、感情的に動いてしまったり、ヒステリックに叱責してしまうことにもなりかねません。

Point2|完璧主義になりすぎない

責任感が強い女性だからこそ、肩に力を入れすぎてしまい、「管理職だから完璧にこなさなければ」と気負ってしまう方も。

仕事の成果の最大化や部下の成長に気を遣うあまりに、細かいところまで注意してしまいがちです。

管理職だからといって完璧を求めなくても大丈夫です。許容範囲を設けて、チーム全体がうまく機能するようにバックアップの視点を持つことが大切です。

Point3|男性化しない

まだまだ女性管理職はマイノリティで、男性主体の組織も多くあります。その中で肩を並べて管理職を務めるにあたって、「男性のようにロジカルにドライに割り切って考えなければ」と思うこともあるかもしれません。

「女だから」とバカにされないようにと努力することは大切ですが、意識しすぎて周囲の反発を買ってしまうこともあるようです。

管理職だからと言って、女性が男性のように振舞ったり、ガリガリと仕事をこなすことを求められるわけではないのです。

「自分らしいリーダーシップ」を見つけよう!
自分が管理職の立場にたつと、マネジメント対象となるメンバーは、ゆとり世代やミレニアル世代が多いでしょう。そんな組織で求められるのは、「引っ張るリーダー」よりも「支えるリーダー」なのです。
もしマネジメントに挑戦をするなら、その過程の中で、「自分らしいリーダーシップ」を見つけてみましょう!

あなたもチェック!こんな女性は管理職で活躍できる!

管理職になるメリット、そして実際に挑戦する際の注意点を考察してきましたが、実際に組織を見渡せば、まだまだ女性管理職はマイノリティな存在です。

しかし、世界を見渡せば、女性が管理職につくことは至ってスタンダードなことで、日本における女性管理職比率は低水準だと言われています。

【参照】データブック国際労働比較2018(全文)|JILPT

こうした世界との格差や少子高齢化による労働力不足が予測されることからも、これからの日本では女性管理職が求められることは明白です。

長期視点でキャリアを考えていく上で、女性にとってもメリットの大きい管理職。

ライフキャリアのなかで必ずプラスになる経験だと思いますので、迷っている方はぜひ一歩踏み出し挑戦してみてほしいと思います。

女性管理職で活躍されている方は、下記のような特徴があるようです。

ひとつでも当てはまる方は、ぜひ「女性管理職・マネージャー」の道も、ライフキャリアのひとつとして検討してみてくださいね!

□ ロジカルに考えることができる

□ 細やかな気配りが得意

□ 多様な視点で考えることができる

□ 社内コミュニケーションが得意

□ 感情マネジメントが得意

□ 自分らしいワークライフバランスの実現を目指している

□ メンバーとして苦労した経験がある

編集部より|マネージャーの道もまずは「挑戦」!

管理職・マネージャーへの挑戦と聞くと、どうしても「私が務まるかな」「ミスできないな」「仕事ばかりで忙しくなりそうだな」「自分の時間を犠牲にしてまで給与あげなくてもいいかな」と、思ってしまうこともあるかもしれません。

「仕事に求めるもの」は人によってさまざまですし、必ず管理職に挑戦しなければいけないという訳でもありません。

しかし、ライフキャリアを歩む上で、「仕事に求めるもの」が今と変わる可能性もあります。

今の日本の経済市場が大きく変わる可能性もあります。

自分が「こうしたい」と思った時に気兼ねなくその選択をするためにも、また「何かあってもなんとかなる!」と思えるような自信をつけるためにも、自分自身の強みやスキルを増やしておくという考え方も大事だと思っています。

その強みやスキルのひとつとして、マネジメント経験がある・ないだと、将来の仕事への関わり方も大きく変わってくるでしょう。

よく言いますが、チャンスの神様は前髪しかありません。チャンスが通り過ぎる前に、しっかりつかむこともスキルのひとつ。

もし「将来が不安だな」「今、私はどんなキャリアを描くべきかな」と思った方は、モアキャリーでもライフキャリア相談ができますので、ぜひお声かけくださいね!

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