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仕事辞めたい…悩んだらチェック!辞めたい理由・転職するかの判断ポイント

「もうこの仕事辞めたい…」「この会社辞めたい…」と思った経験のある人も多いのではないでしょうか。

毎日一生懸命働いて、目の前の業務に向き合いながらも、「なんか違う」と思ってしまったり、ふとしたきっかけで「もう辞めたい!」と思ってしまったりすることもあるかもしれません。

こうした仕事への違和感は少しずつ積み重なり、気づけば、「仕事辞めたい」と思う気持ちが大きくなり、時には深く悩んでしまいがち。

今回は、「仕事辞めたい」と思う理由や、転職をするべきかどうかの判断ポイント、「辞めたい」と言いにくいときの対処法などをまとめてみたいと思います。

もう仕事辞めたい…!その苦痛の理由は?

「仕事を辞めたい!」と思う理由は、ひとそれぞれ。

突発的に思ったり、「やっぱりこの仕事ではないな…」とじわじわと感じることもあるかもしれません。

マイナビ社がおこなった調査アンケートによれば、7割強の人が今の仕事を辞めたいと思っているようです。

【参照元】マイナビニュース調査(2018)より編集部にてグラフ化

「辞めたい」と思う理由には、どんなものがあるのでしょうか。その原因を考えてみたいと思います。

▷人間関係

実は、仕事を辞めたい理由で圧倒的に多いのが、この人間関係です。

職場のストレスの原因も人間関係に起因することが多く、それが積み重なって、逃げたくなるほどの苦痛にさいなまれる人も多いようです。

違和感を感じる人間関係のなかでは、なかなか仕事で100%のパフォーマンスを出すことは難しいですよね。

▷仕事内容

誰しも、「やりたい仕事」「やりたくない仕事」があるものです。

それでも、組織から期待された成果を出し続けるためには、自分の気分がのるかどうかではなく、必要と思われる業務を遂行することが求められます。

しかし、1日の多くの時間を費やす仕事。その仕事が好きになれなかったり、目的に納得感がなかったりすると、どうしても苦痛を感じてしまいます。

▷社風

「仕事辞めたい」に直結しがちな原因が社風です。

企業に根づいているカルチャーや考え方は、事業推進の方向性などを左右します。新しいことを好み、意欲的に挑戦する企業もあれば、堅実な事業展開を好む企業もあります。

企業成果のために新しいことに挑戦したいと思っても、会社の方針が違えば、その意欲はかってはもらえません。

多くの場合は、会社の舵取りをする人たちの気質・スタイルによるところが大きいと考えられますが、この社風が合わないと感じると、日々の仕事に違和感を感じてしまいます。

社風は自分ひとりで変えることができないだけに、「自分の居場所はここではないのかも」という思いに至ってしまいがちです。

▷給料や評価

どんなに仕事が楽しくても、給料や評価に納得がいかなければ、仕事を続ける理由を見失ってしまいますよね。

また、どんなに成果を出して働いても、周りのメンバーと比べて、自分の頑張りが認められていないと感じてしまうこともあるかもしれません。

納得がいかなければ、「違う環境で挑戦してみようかな」という思いもふくらんでしまいます。

▷労働時間・労働環境

とにかく勤務時間が長い。十分な休憩が得られない。そんな不満をかかえるひとは少なくありません。

平日は残業で終電、休日は取り返すかのように寝だめ…そんな生活になってしまっているひとは意外と多いのです。

忙しければ、それだけの達成感があったり、満足感もあるかもしれません。

しかし、気持ちよりも体力が先に限界に達してしまうことも。そうすると労働環境を変えたいと思ってしまうのです。

仕事辞めるか、続けるか?判断ポイントをチェック

「仕事、辞めたいかも」と思ったとしても、今、その仕事をやめるべきなのかどうかは悩ましいところです。

人間関係はフラストレーション多いけど、給料はいいしなぁ
給料・評価に納得はいかないけど、有給は取りやすいし労働条件はいいんだよなぁ
今辞めてしまうと、結婚・出産するときに育児休業が取れないかもしれない…

などなど、自分の中の仕事条件の優先度によるところも大きく、即転職!という訳にもいきません。

仕事を辞めるか、続けるか…。

もし悩んでいるのであれば、下記の判断ポイントを参考にしてみてください。

転職の3つのキーワード【お金(給料・ボーナス)】【仕事内容】【職場環境】のそれぞれの項目で、◎×をつけてみましょう。(◎問題はない ×問題がある)

それぞれ◎よりも×の項目が多いキーワードは、現状に問題がある状況だと判断できます。

もし3つのキーワードの中でも、「◎でも×でもなく、△」という項目があれば、自分のキャリアを棚卸しながら、転職活動に向けた情報取集を初めてもいいかもしれませんね。

お金(給料・ボーナス)

□現在の年収は妥当か
□これから給料に伸びしろはあるか
□将来ほしい年収に到達できそうか
□評価に納得できるか
□今後も納得できる評価を得られそうか

仕事内容

□やりがいはあるか
□自分を成長させてくれているか
□今後も成長ができそうか
□会社の決定や方向性に納得できるか
□新しいことに挑戦できる風土か

職場環境

□上司との関係はまっとうか
□職場でパワハラ・モラハラなどはないか
□同僚との人間関係、居心地はいいか
□有給取得や休日出勤
□残業代支払い

また、結婚・育児や介護を理由に、職を離れる(仕事をしない)ことを考えているなら、その選択はおすすめしません。

できるかぎり、キャリアを途絶えさせない道を考えましょう。

キャリアが途絶えてしまうと、将来また働きたいと思ってもブランクが再就職の壁になってしまうこともあります。

時短勤務、フレックスタイム制を導入している企業であれば、両立できる可能性も高まります。育児休業や介護休業を利用することも検討してみてください。

「仕事辞めたい」って言いにくい…そんな時の対処法

「仕事を辞めたい」と言いづらい理由

「仕事辞めたい」と、正直に伝えづらい状況はいくつか考えられます。

  1. 上司が怖い・引き止められそう
    「どこいっても同じだよ」と脅される、「もうちょっと頑張ってみないか?」「まだここで成長できると思う」と優しく引き止められる、どちらであっても、決意が揺らいでしまいそう。
  2. 職場に迷惑がかかりそう
    これまで責任を持って仕事に励んできたからこそ、自分が辞めた後が心配になってしまったり、お世話になった先輩や同僚に申し訳なく思ってしまったり。
  3. 親に言えない
    社会人になってまもない場合や、実家から通っている場合などは、応援してくれている親に申し訳なくて言い出しづらい。

いずれの場合であっても、そもそも「仕事を辞めたい」と思った原因が解決できなさそうであれば、辞めることをひとつのゴールとしてとらえ、考え方・行動を変えてみることが大切です。

「仕事辞めたい」と言いづらい時の対処法

上記ご紹介した理由の場合、どのように対処すればいいのでしょうか。ひとつずつ考えてみましょう。

  1. 上司が怖い・引き止められそう
    脅されても優しく引き止められても、その言葉は上司の価値観です。
    自分自身が仕事や職場に対して感じていることを、もう一度思い返してみましょう。他人の価値観ではなく、自分の直感・信念を信じましょう。
  2. 職場に迷惑がかかりそう
    自分が離れることによる職場への負担は避けられません。しかし、閑散期に退職できるよう調整したり、丁寧に引き継ぎをおこなうことで負担を緩和することもできます。
  3. 親に言えない
    まずは相談ベースで、仕事の状況を話してみましょう。辛い思いをしてまで働き続けて欲しいと思う親はいません。

それでも「仕事辞めたい」と言いにくいときは

それでも「仕事を辞めたい」と言い出しにくいときには、転職活動を先に進めてしまうのもひとつの手です。

転職活動を進めることは、これまでの自分の経験や能力を客観的に見つめ直すことにつながります。新しい職場を探す時には、自分自身の今後のビジョンや目標などを改めて考え直す必要もあるでしょう。

転職活動を通して、「仕事を辞めたい」理由・原因を分析し、整理することで、その時の感情に流されずに、しっかりとした退職意思を示せるようになります。

また、どうしても直接「仕事を辞めたい」と伝えづらいのであれば、退職届を郵送し、そのまま有給休暇を取得するという方法もあります。

しかし、業務の引き継ぎや退職の挨拶をするのが社会人としてのマナーです。「退職届を郵送して終了」するのは、やむを得ない場合にとどめましょう。

円満・早期に仕事を辞めるには?

退職理由のホンネとタテマエ

前述のポイントチェックの結果から、「仕事辞める!」という気持ちが強くなったとしても、いざ職場で切り出す時に、言いづらいと感じることもありますよね。

エン・ジャパンが2016年に実施した退職理由アンケートでは、タテマエではない、ホンネの退職理由でもっとも多かったのが「人間関係」でした。

【参照元】月刊「人事のミカタ」退職理由のホンネとタテマエ

しかし、退職時に会社に伝えた退職理由では、「結婚、家庭の事情」がもっとも多い理由なのです。

つまり、多くの方は「仕事を辞めたい」と思った本当の理由を伝えることをためらい、当たり障りのない理由を伝えるにとどまっています。

正直であることはとても大切なことですが、その後ハレーションを生まず円満に退職するためには、会社への気遣いも重要なポイントとなりそうです。

円満・早期に仕事を辞めるために大切な4ステップ

退職を決意するにせよ、できる限り円満に退職をしたいものです。ここでは、その時に押さえておきたい3ステップをご紹介します。

  1. 明確な退職日を自分の中で決めて転職活動をする
    まずは、退職日を自分の中で決めて転職活動を進めます。期限を決めて動くと、転職先もスムーズに見つけられるでしょう。
  2. 退職したい1〜3ヶ月前に、直属の上司に相談する
    転職活動に並行し、約1〜3ヶ月前には、直属の上司に退職の相談をします。直属の上司を飛び越えて相談してしまうと、直属の上司は「メンバーの状態を把握できていなかった」と咎められてしまうこともあります。やむを得ない事情がある場合をのぞき、最初は直属の上司に相談しましょう。また、退職意思を伝えたり、退職する日は繁忙期を避けるようにしましょう。
  3. 引き継ぎや退職の挨拶などを丁寧にこなす
    退職する際にとても重要なことは、業務の引き継ぎです。スケジュールを立て、スムーズにこなせるように調整します。
    また、有給を消化する場合は、なるべく早いタイミングで上司に相談し、引き継ぎ業務に支障がないように心がけましょう。

今の仕事を続けるなら、どう心のバランスをとる?

自分の価値観を見直し、現状を確認して今の仕事を続ける決断をすることもあるでしょう。

自分の中で優先したいことが明確になった上で決断するのであれば、それが現時点での自分なりの正解です。

しかし、もしかしたらどこかで「あのとき行動しとけば…」と後悔してしまったら、また悩みが再燃してしまうかもしれません。

「今の仕事を続ける」選択をするのであれば、最初に「仕事を辞めたい」と思った理由と原因を解決できるように行動を起こしてみましょう。

その際に、期限を決めるといいかもしれません。

  • この1年で課長のポジションに就いて、給料をあげる
  • あと半年の間に社内異動ができるか掛け合ってみて、ダメなら転職する
  • この1ヶ月で自分の責任範囲内で業務量を調整して、プライベートの時間を充実させる

このように、自分の中で期限を設けて行動してみましょう。

「今の仕事を続ける」としても、自分の行動を変えずして、周りが勝手に変わっていくということはありません。

続けると決断してから、またすぐに「仕事辞めたい」と思ってしまった場合は、今の仕事を変えるよう行動してみてもいいかもしれませんね。

編集部より|自分のキャリアは定期的に見直そう!

いかがでしたでしょうか。

「仕事辞めたい!」という強い思いがなかったとしても、「この仕事、向いてないかも…」「この職場、合わないかも…」と違和感を感じてしまうこともあるでしょう。

また自分自身の中長期のキャリアが描けていないと、ささいなことで悩み、翻弄されてしまうこともあるかもしれません。

ライフステージの変化に合わせ、働き方の多様化が進む現代、ひとりひとりが多彩なキャリアを描くことができる時代でもあります。

「仕事辞めたい」と思ったとしても、「辞める」「続ける」という選択肢を含め、その先のキャリアをつくるのは自分の考え方次第です。

悩んでいる現状からスムーズに一歩踏み出すためにも、「自分のキャリアは自分でつくる」姿勢を忘れず、定期的にキャリアの棚卸しを実施しましょう。

「仕事辞めたい」と悩むことは、キャリアを見直すチャンスだと思って、しっかりと向き合ってみてくださいね!