出勤したくない憂鬱な気分の朝、あなたはどうしていますか?
仕事に行きたくない理由によって、自分を奮い立たせるべきか、会社を本当に休むべきかを考える必要があります。
仕事は収入を得るための大切な手段の1つでもあり、社会とのつながりを保つ場でもあります。
しかし、日々の仕事をストレスだと感じてしまうのもまた事実。
今回は仕事に行きたくないと感じる人のために、その理由と実態、とっておきの対処法5つをまとめてみました。
仕事に行きたくないと悩むビジネスパーソンは多い
朝目覚めた時「仕事に行きたくない…」と感じたことはありませんか。
特に連休明けともなると、出勤することが億劫に感じがち。
そうは思っても、簡単に休めないのが現実。
渋々、「仕事に行きたくない」思いを抱えながら出社している方もいるのではないでしょうか。
なぜ、仕事に行きたくないと感じてしまうのか。その理由をまとめてみました。
仕事に行きたくない原因は?理由は深刻?
「からだがだるいから」「調子が悪く寝ていたいから」「嫌なことがあったから」など、「仕事に行きたくない」と感じる理由は人によってさまざま。
誰しも気分が乗らない時だってありますよね。
マイナビニュースの調査によると、約7割の人が「働きたくない」「会社に行きたくない」と感じたことがあるようです。
多くの人は「毎日元気に出社!」とはいかないようですね。
その理由をみてみると、「疲れた」「体調不良」「忙しすぎる」「認めてもらえない」「嫌な人がいる」「人間関係・仕事がうまくいっていない」「やりがいがない」などがあげられています。
特に人間関係に悩む人は多く、「職場のメンバーと顔を合わせたくない」「同僚との会話が疲れる」など悩みは深刻なようです。
どんな時に仕事に行きたくないと感じる?
どのような時に、特に仕事に行きたくないと感じるのでしょうか。
キャリズム編集部の調査によると、「月曜日に仕事に行きたくない」と感じる人が最も多いことがわかります。
【参照】キャリズム編集部|今の仕事への不満
特に、休み明けの朝は生活リズムが乱れていることも多く、「仕事に行きたくない」と感じてしまうことが多いようです。
くわえて、連休明けなど「仕事量が多くなる」ことを理由に仕事に行きたくないという声もあげられています。
仕事に行きたくない時のとっておきの対処法5つ
そんな「仕事に行きたくないけど行かなくてはならない」時。
仕事への考え方や、気持ちを少し変えるだけで、行きやすくなるかもしれません。
「仕事に行きたくない」と感じた時、実践してほしい対処法5つをまとめてみました。
(1) 朝、仕事に行く前に気持ちをリフレッシュする
「仕事に行きたくない」そんな時はネガティブな気持ちになっていることが多いですよね。
朝の気持ちをポジティブにする取り組みをしてみましょう!
- 好きなカフェでコーヒーを買って出社する
- 好きな音楽を聞いてリフレッシュする
- 新しい服を着る
- いつもと違う道で出社してみる
- 朝、お風呂に浸かってみる
上記はあくまでも一例です。
いつもとは違う朝を過ごすことで、気持ちをリフレッシュでき、ポジティブな方向に切り替えることができます。
また、身体に刺激を与えることで、気持ちも前向きになりますよ。
(2) 仕事に対する考え方を見つめ直してみる
「自分はいったい何のために働いているのだろう」
「誰の役に立っているのだろう」
そんな気持ちになる人は、仕事に対する考え方を見つめ直してみるのはどうでしょうか。
普段であればただ面倒と思える資料作成や事務作業でも、実は同期や同じ部署の人、取引先のお客様、サービスを使うユーザーなど、「最終的には誰かの役に立っている」ことを意識してみましょう。
心理学の研究でも、「人間は他者のための行動することで幸福度があがる」とされています。
「何のためにやっているのだろう」ではなく、「きっと誰かの役に立つ」と考えて取り組んでみましょう。
仕事のモチベーションもポジティブに保てますよ。
(3) 人間関係を改善するよう努めてみる
「顔を合わせたくない上司がいる」「同僚と話すのが面倒」など、人間関係での悩みは尽きないもの。
ただ、人間関係が悪いことが仕事をする上でプラスに働くことは100%ありません。
複数の社員が働く会社では、性格が合わない人も数人いて当たり前です。
しかし、話せばわかってくれる方のほうが多いはずです。
人の感情は難しいものですが、上司の顔色ばかり見て仕事をするより、「自分の給料がどこからでているのか」「誰のおかげで生活ができているのか」を考え直してみましょう。
社会で働いている以上、誰かがお金を払ってくれているおかげで生活ができているのです。
お客様目線に立ち、どうしてほしいのかを考えて仕事をすることで、前向きに仕事ができる可能性は高まります。
(4) 仕事の後に楽しみな予定をいれて、自分へのご褒美を
日常生活でも、楽しみな予定があることで、いつもより頑張れたりしませんか?
仕事終わりに楽しみな予定をいれることで、ポジティブに1日を乗り切ることができるかもしれません。
「1日頑張れば、夜には楽しみが待っている」と思うことで、大変な業務も頑張って取り組むことができそうです。
- 友達と飲みに行く
- 欲しかったものを買いにいく
- 観たかった映画や、読みたかった本を読む時間をつくる
上記のようなご褒美を、日常的に自分に与えてあげましょう!
(5) どうしてもの時は休むことも大切
朝目覚めて、どうしても仕事に行きたくない時は、仕事を休むことも1つの手段です。
「無気力でどうにもならない」「話が頭に入ってこない」
なんて時は、出勤をしても業務に支障をきたしてしまうかもしれませんよね。
「自分が休んで大丈夫なのか」「上司に怒られるのではないか」と考えてしまう人が多いかもしれませんが、大丈夫です。
ほとんどの場合、あなたが1日休んでも会社が大きく傾くことはなかなかありません。
無理に出勤して、今後の業務に影響を及ぼしてしまいそうなら1日ゆっくり休んだほうがいいケースもあります。
そんな時は、1日ゆっくり休み、気力を回復させましょう。
もしも仕事に行きたくない日がずっと続いているなら
もしもあなたが、上記の対処法を試してみても、1日ゆっくり休んでみても、翌日も仕事に行きたくない時、一度じっくり仕事と向き合ってみる必要があるかもしれません。
毎日仕事を休み続けるわけにはいきませんよね。
そんな時、考えてみてほしい2つのことについてまとめてみました。
キャリアカウンセラーに相談して自分の素直な気持ちに向き合ってみよう
「仕事に行きたくないなんて、私ってダメだな」「自分かっこ悪いな」と思って苦しい気持ちになってしまったり、強がってしまったりすることもあるかもしれません。
時に女性は責任感が強く、気持ちを押し殺してしまうことも多いのです。
ですが、「ツラい」と感じながら仕事に行き続けても、いつか限界がきてしまいます。
そんな時には、ぜひ一度思い切ってキャリアカウンセラーに相談してみましょう。
自分の気持ちに素直に、第3者に思いのほどを話してみるだけでも少しラクになるかもしれません。
今の仕事を続ける?転職するのも1つの方法
「今の仕事にまったくやりがいが感じられない」
「将来もずっと今の仕事を続けるつもりはまったくない」
という場合には、思い切って仕事を辞める選択をすることも選択肢の1つです。
本当に会社が嫌で仕事に行きたくないのであれば、転職を前向きに検討してみましょう。
現在の職場で嫌々働き続けるくらいなら、転職をしたほうがよいケースもあるかもしれません。
仕事が嫌だから転職するのは逃げだという意見もあります。
しかし、すべてがそうだとは限りませんよね。
転職は「自分に合った会社・仕事を見つける」ことが目的です。
今の会社がどうしても嫌なのであれば、我慢せずに転職を決意しましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
「仕事に行きたくない」誰しもが1度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
その理由、そんな時の対処法についてご紹介してきました。
「仕事に行きたくない」という気持ちは決して甘えではありません。
現在の自分の状況をしっかり判断し、ベストな対処法で乗り切りましょう!