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転職した女性が「譲らなかった条件」とは?転職軸を定める4ステップもご紹介

転職する目的は人によってさまざまですが、転職を決断する際に向き合うのが「自分の譲れない条件」ですよね。

でも、譲れない条件ばかりになってしまうと、優先順位があやふやになり、転職する目的さえも揺らぐことになりかねません。

みなさんにとって、働くうえで本当に譲れない条件は何でしょうか。

今回は、転職を経験した女性たちが、転職活動で譲らなかった条件・ポイントをご紹介!

これからの仕事選びのヒントにしてみてくださいね!

転職後のやりがいは、仕事選びで何を重視するかが影響する!?

優先順位をつけることは重要

日経WOMANが転職経験のある女性に実施した調査結果をみてみましょう。

「仕事に就くために大事だと思うことは何ですか?」という質問に対して、「希望・優先順位を明確にする」が最も高く58%でした。次いで、情報をたくさん収集する」44%、「経験・スキルを活かせる仕事を探す」が40%という結果になりました。

この調査からは、仕事を探すときには①自分の希望や優先順位を明確にした上で、②積極的に情報収集をおこない③いい求人を見つけたらすぐに応募する姿勢が必要であることがうかがえます。

 

転職時の譲れない条件が転職後のやりがいに影響!?

次に、エン・ジャパンが転職希望者約8000人に実施した調査では、転職後のやりがいを感じている方とそうでない方の、転職時のこだわりの違いがわかります。

転職後にやりがいを感じている方は「転職先を決める際に重視したこと」として、「自分がやりたい仕事かどうか」「自分の経験や知識が活かせる仕事かどうか」を重要視しています。

一方、転職後にやりがいを感じていない方は、「給与額」次いで「勤務地」と条件面の項目が多いことがわかります。

 

どちらが正解ということはなく、人によって大切な条件はそれぞれ違うものです。

しかし、やりがいを感じる転職ができた人は、仕事選びの際に条件面だけではなく、仕事の内容、仕事のかかわり方を重視する傾向があるようですね。

転職を経験した女性、予定している女性の譲れないポイントとは

今度は、実際に転職を経験した女性、転職を予定している女性の「譲れない条件」をご紹介したいと思います。

結婚や出産などのライフイベントを迎えているかどうかでも、仕事に求めるものは違ってくると思うので、その状況も記載してみます。

01|自己実現もできて、家事・育児もできる。両立ができる企業へ転職したい【結婚前】

「仕事と家事の両立が無理なくできること。仕事について補足するなら、自分の経験値が高まり、かつ心からやりたいと思える内容であること。ちょっと欲張りかもしれませんが……。

いままでは仕事だけを優先してきて、家事なんて二の次でした。でも、向こう10年を考えると、さすがに結婚もしたいし子供もほしいんです。となると、両立しながら働ける環境で、自己実現できる仕事かどうかが、転職先を選ぶ上で重要なのかなと」
(29歳/広報)

【参照元|プレジデント

今後転職予定の女性の意見です。

将来、家庭を持つことを考えて、両立できそうな環境を望む気持ちが大きいようですね

これまで仕事を優先してきたことを考えると、仕事でも譲れないポイントは多そうです。転職活動を通していろいろな情報をキャッチアップしながら、しっかりと優先順位をつけていってほしいですね。

02|もっと仕事のチャンスの多い環境を求めて転職【結婚前】

女性が管理職まで昇進できる見込みはないと明確に言われ、リーダー止まりは確実。結婚退職が当たり前の社風であることもあり、転職を決意。仕事は大好きなので、結婚しても辞める気は一切ないが、将来を考え、女性も管理職になるチャンスがあり、子供ができても理解のある企業で長く力を発揮したい。

女性管理職の道もあり、バックオフィス全般を任され責任もあるが、自分の裁量で仕事ができ、よりやりがいを感じている。持ち帰り仕事はしない、残業をするときもあるが定時で帰れる日もあり、周りの協力もあってメリハリつけて仕事を楽しんでいる。
(IT/バックオフィス)

【参照元|エスキャリア

将来を見据え、今よりもっとチャレンジングな仕事を求めて転職した女性の経験談です。

バランスがとれる環境があるかどうかもを視野に入れながらも、もっとも重要視したのは「仕事の内容」「昇進のチャンス」とのこと。

自分が一番満足できる環境はなんなのか、まずはその理想のカタチを考えてみることで、明確な目的のもとで適切な転職ができそうですね。

03|残業は減らしたいが、やりがいを感じられる仕事を求めて転職【結婚後】

大手のシステム会社にて営業として従事。若かったときは夜遅くなっても、どんなに忙しくてもやりがいがあり、年収500万以上、すべてが楽しかった。しかし、結婚を機に、残業ばかりの私をみて夫が「もう少し一緒にいたいし、家のこともしてほしい」と。客先に出向く営業はどうしても遅くなりがちで、周りを見渡すと育児中の女性で営業はほぼいないことに気づく。子供もつくりたいと話していることもあり、今のような働き方は継続できないと思い転職を決意。

一度、残業がほぼない会社のバックオフィス系の仕事で転職してみたものの、結局、仕事が少なすぎでおもしろくなく半年で退職。残業は少なめ、かつスキルがつく管理部門の仕事に就き、やりがいも感じていきたいと思い、転職活動。

営業の立場を知っているからこそ、先回りしてサポートができ、とても喜ばれている。ベンチャーは安定してないのでは、と偏見があり、転職活動前は抵抗があったが、上場まで一緒に頑張っていこうという団結力もあり楽しい。一から作り上げていくことも多く、仕事は山積みだが、仕事にやりがいを感じている。ベンチャーといえども、育児中の方、時短勤務の女性もおられ、生き生きと仕事をされているのを見ると、ここでずっと働けそうだと感じている。
(ベンチャー企業/営業サポート)

【参照元|エスキャリア

結婚後に2回の転職を経験した女性の経験談。

1回目の転職は「こどもを作るというライフキャリア」を見据えて、「残業が少ない仕事」を選択したもののやりがいが激減。

「仕事のやりがい」を求めて2度目の転職。勤務条件だけが、この方の満足ポイントではなかったということですね。

04|復帰したいのに、復帰後のポジションや給与に納得できずに転職を決意【出産後】

第一子の出産の際、育休後に復帰。今回、第二子出産後も当然復帰できるものと思っていたが、そうはいかなかった。事務職での復帰となり、アルバイト並みの給与と宣告される。どうしても納得いかない。保育園も決まっているので放棄したくない、転職をして仕事に復帰することを決意。

未経験の業界ではあったが、時短可能な営業はめったにないと思い挑戦。ポテンシャルをかっていただいたのがとてもうれしかった。勉強することは多いが、子供が寝た後や通勤中に勉強をしたり、子供が病気の際は自宅での作業や電話で対応ができている。外回りもあるため、事務処理は自宅で行う場合も多いが周りのスタッフの理解があり、融通も効くので仕事がしやすい。いかに時間を有効に使って成果を出せるかをいつも考えていて、日々進化しているよう感じる。いい職場環境に恵まれて、なおさら、期待に応えたい!という意欲もわいてくる。勤務時間が短いからこそ、より成果がでるような気がする。
(30歳/ソフトウェア営業)

【参照元|エスキャリア

復帰したい気持ちがあって、実際にできたとしても、仕事内容や給与に不満を感じることも少なくありません。

働く時間が少なくなったとしても、その分任される責任範囲も少なくなってしまっては、納得度も下がります。

自分の求める仕事に就けるよう、努力を怠らない姿勢も大切ですね。

05|未来につながるキャリアが築ける転職にしたい【結婚前】

転職先を決める際、軸にしているのは、40代につながるキャリアをどのようにつくれるかということですね。仕事の“ステージ”を上げたいんです。ベンチャーというと聞こえはいいですが、結局のところは零細企業です。
ずっとそういう会社で働いているので、次に転職するなら安定感のある中堅の会社がいい。仕事も給料もステップアップできるところが理想です。楽しさややりがいだけを優先していると、先細りになると思うので。
(29歳/デザイナー)

【参照元|プレジデント

先々のライフキャリアをしっかり描いたうえで、定める譲れないコアバリュー。

勢いがあるベンチャー企業で得ることができる「楽しさ・やりがい」よりも、腰をすえてステップアップできる「仕事・環境」があることが条件になっていますね。

譲れない条件を整理するための4ステップ

仕事選択における「譲れない条件」について考えてきましたが、仕事をするうえで自分が大切に思うことを明確にしておくことが、納得できる転職への近道です。

実際に譲れない条件を見つけ、整理するための方法をご紹介します。

STEP1|譲れない条件を書き出してみる

転職において譲れない条件を10個書き出してみましょう。書き過ぎるとよくないなどとは考えず、「〇〇したい」「△△は避けたい」などと考えながら書き出してみましょう。

STEP2|譲れない条件の優先順位をつける

書き出した条件がそろったら、優先順位をつけてみましょう。

すべての条件を満たす企業に出会える可能性もありますが、実際には難しい場合が多いです。また、すべてを満たす企業が少ないからこそ、条件の甲乙をつけておかないと転職後に不満を感じてしまいます。

STEP3|譲れない条件のなかから、「捨ててもいい条件」を決める

優先順位をつけた項目のうち、「捨ててもいい条件」の線引きをしましょう。

どんなに転職先の候補があっても、最後に入社先として決めるのは一社だけです。現在は働き手有利の「売り手市場」ではありますが、転職活動に判断スピードが求められる点は変わりません。

時間や周りに流されず、未来の自分にとって適切なジャッジができるように、あらかじめ条件の線引きをしておきましょう。

STEP4|転職の目的を改めて考え、目的の実現可能性を把握する

「譲れない条件」と「捨ててもいい条件」の線引きができたら、もともと考えていた「転職の目的」が達成されるか検証することを忘れずに。

線引きした「譲れない条件」をもってしても、「転職したい」と思ったもともとの違和感が解消されなければ、納得のいく転職にはなりません。

しっかりと原点回帰をして、自分の心の声に問いかけることが大切です。

最後に

いかがでしたでしょうか。

データ上では、「転職後にやりがいを感じている」方は、「仕事内容そのものへの興味・関心」で仕事を選んでいるのに対し、「転職後にやりがいを感じていない」方は「条件項目」を上位にあげることが多い結果になっています。

しかし、「これを条件に選べば正解!」という答えはありません。

その答えはひとそれぞれ違うものです。

まずは、「転職したい」と思う心と向き合うことからはじめましょう。

迷ったり不安に思うことも時にはあるかもしれませんが、考えることから背を向けずに未来の自分を想像して楽しく考えてみてくださいね。

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