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いざ転職を考えても不安しかない…その不安はどこから?転職不安の解決策

いざ転職を考えても不安しかない…その不安はどこから?転職不安の解決策

転職活動をはじめても、さまざまな悩み・不安に直面し、立ち止まってしまうことも。

私のアピールポイントって何?
新しい職場で成果が出せるか不安
結局どんな仕事に向いているかわからない…

ネガティブな考えはさらなるネガティブを呼び、なかなか思ったように転職活動が前に進まない方が多いようです。

「転職」に悩むこともあれば、「転職活動」に悩んでいる場合もあります。

転職活動を通じて、新しい自分の挑戦の場を手にするためにも、不安や悩みを分析・解決して、一歩踏み出してみましょう。

悩み・不安は「転職」?それとも「転職活動」?

転職活動がなかなか進まない時の悩み・不安の原因は、どこにあるのでしょうか。

「転職」に対してなのか?
「転職活動」に対してなのか?

悩み・不安の原因は混同しやすいいのですが、この原因の所在によって対策が変わってきますので、しっかり自分自身と向き合ってみましょう。

「転職」に不安

  • 新しい職場環境に馴染むことができるのか
  • 新しい職場で成果を出すことができるのか
  • 思い描いているような仕事ができるのか
  • 今よりもいい会社であるといえるのか

新しい職場で自分が働いていけるか」について不安がつのるのであれば、それは今の環境を捨て「転職することそのもの」へ不安を感じている可能性があります。

「転職活動」に不安

  • 今の自分の能力、スキルを評価してもらえるのか
  • 今の自分の能力、スキルは他社では通用しないのではないか
  • 仕事をしながら転職活動を両立させることができるのか
  • 自分の転職軸は間違っていないだろうか

転職活動を成功させることができるのか」について不安がつのる場合、「転職活動をすること」に不安を感じているのかも。

今、みなさんはどちらの悩みを抱えているのか整理をしてみましょう。

転職が悩みの場合の解決策は

転職先で活躍することに5割が不安

dodaが実施したアンケート調査をもとに、「転職」に対する不安の解決策をご紹介します。

「転職するとしたら、転職先で活躍する自信と不安はどちらが大きいですか?」という質問に対して、「不安の方が大きい」が55.5%、「どちらでもない」が23.1%、「自信の方が大きい」が16.6%、「分からない」が4.8%という結果になったようです。

圧倒的に「不安」を抱いている人が多いことがうかがえます。チャレンジ精神があっても、長く経験を積んだとしても「自信がある」と言い切れる方は少ないことがうかがえます。

「転職」に関する不安、つまり、入社後に思い描いた活躍ができるかどうかは、正直なところ誰にもわかりませんし、保証もできません。

だからこそ、転職活動を進めながら、不安材料を解消し、転職するのか、今の会社に残るのか、を納得して決断することが重要です。

転職そのものへの不安は転職活動で解決する

転職に対する不安は、転職活動を通して解決ができます。

1|転職する目的を明確にする

あらためて転職の目的を見つめ直しましょう。

転職をすることは、それ自体が目的ではなく、あつまで手段なはずです。

何かしらの目的があって、今の会社ではそれが成し得ないから転職をするのではないでしょうか?

転職の目的を明確にすると、自分の考えや行動に自信が持てるようになります。そうすれば、先の不安の解消にもなります。

2|自分にあった職場に出会い、「不安」が「期待・意欲」へと変化

転職の目的が明確になったことで、目的を実現するための環境に目がいき、思いがけない希望の職場に出会うこともあります。

求人は常にあるものではなく、その時の企業の状態や事業をドライブさせていくタイミングで募集されるものもあります。

そんな瞬間を逃すことなく、面接など通して企業の魅力を理解すると、転職することへの不安が、期待や意欲へと変化することがあります。

3|「今の会社に残る」と見直すことができる

転職活動を通して企業研究や面接を実施しながら、「やっぱり今の会社に残りたい」という見直しにつながることがあります。

転職する不安から逃げたと思うのではなく、むしろ改めてこの会社で頑張ることが、自分自身にとってベストであると思うことができます。

転職活動が悩みである場合の解決策とは

 

エン・ジャパンが実施したアンケート調査をもとに、「転職活動」に対する不安の解決策をご紹介します。

自分のアピールポイントや適性がわからないことが悩み

「転職活動で困ることは何ですか?」という質問に対して、1位は「自分のアピールポイントがわからない」が43%、同率で「自分の適性がわからない」が43%、3位が「自分のやりたいことがわからない」が39%という結果になったようです。

年代別にみると、20代に関しては、「自分のアピールポイントがわからない」「自分の適性がわからない」「自分のやりたいことがわからない」が50%以上を占めていることから、経験が浅い場合は自身のスキルや強みに自信がなかったり、棚卸をしないまま転職活動をはじめていることがうかがえます。

転職活動で最も悩むことになる、「自分のアピールポイントがわからない」「自分の適性がわからない」「自分のやりたいことがわからない」の3つの項目に対する解決策を整理してみましょう。

転職活動の自己分析

転職活動の自己分析は「仕事・キャリアの棚卸し」→「Will」→「Can」→「Must」の順番に整理をしましょう。

仕事・キャリアの棚卸し

入社年度ごとに、どんな仕事に就き、どんな出来事があり、どんな感情や学びがあったのかを振り返りましょう。
考えるときのヒントは、「出来事」では、困難なこと、自分を成長させてくれたことなど、印象に残ったことを記入するといいでしょう。それが自身の強みになります。

【キャリアを思い出す質問】
この年はどんな仕事を経験した?
・仕事のなかで困難だったことは?印象的だったことは?
・困難をどうやって乗り越えた?
・その経験から大切にしていることは?

どんな人生を歩みたいのか「Will」を考える

転職することがゴールではなく、転職はあくまでも手段です。どんな人生を送るのか、そのためにどんな経験・スキルが必要なのかを考えることで、キャリアがみえてきます。
どんな人生を送りたいのかを考えることが難しい場合は、いままでの人生でどんな出来事がうれしくて、今後どんな生き方を目指したいのか考えましょう。

【Willを考える質問】
・どんな人生を歩みたい?
・いままでの人生でどんな出来事がうれしかった?(目指したい生き方は?)

仕事で身に付いた「Can」を考える

仕事・キャリアの棚卸をもとに、仕事でどんな力が身に付いたのか整理をしましょう。
仕事を通して身に付いた力、仕事に役立てるために勉強した資格、自身が最も能力を発揮することができる素養などを書き出してみましょう。

【Canを考える質問】
・仕事を通して身に付いた力とは?
・仕事に役立てるためにとった資格は?

希望する企業・業界の「Must」を考える

やりたいこと、できることがわかった上で、それを実現するためのMust事項を考えましょう。
Mustとは企業のモtも得る人物像やスキルのことです。企業が求めるスキル、素養、経験が自身にあるのか確認しましょう。

【Mustを考える質問】
・企業の求める人物像とは?スキルとは?

こうしたステップを通して、自身のアピールポイントを探しながら、希望する企業で活かせるポイントなのかも見極めていきましょう。

考えるよりも、過去の自分を振り返って、未来の自分を想像することに近いのではないでしょうか。

自分の適性がわからない

自分に合う求人の探し方に悩んだら、「譲れない条件」を決めて、採点をしていきましょう。

気になる求人をリストアップし、譲れない条件の項目に対して、どの程度満たしているのか、ホームページや求人情報サイトをみながら点数をつけてみます。

その点数と今の自分の会社の点数を比較して、点数が総合的に上回っている場合は、希望にあった企業・職種である可能性が高いため、応募してみる価値は十分にあります。

しかし、求人を見すぎていると「この会社もいいな」と思ってしまい、結局何がしたいのかわからなくなってしまうことも。

こうした事象を避けるためには、譲れない条件を決めることが大切。

また、すべての条件を満たす企業に巡り合えない可能性も考えて、「妥協できる条件」もリストアップしてみましょう。

自分のやりたいことがわからない

自分のやりたいことがわからなくて悩んだら、「自分が得意なこと」をリストアップして、その中で自分にとって一番向いている仕事を見定めていきましょう。

強みや得意なことを活かせる仕事であれば、その仕事は楽しくなり、本当に就きたい仕事を追い求めることができるでしょう。

たとえやりたい仕事でなかったとしても、自分の強みや得意なことを活かせる仕事に就くことで感じられるやりがいもあります。

また、「どんな仕事に就くか」ということは、「この先どんなライフキャリアを送りたいか」を考えることとつながるので、自己分析の「Will」で考えた内容も活用できますよ。

こうした解決策を通して、転職活動で抱える悩みを上手く解決し、転職活動に疲れて長期化しないようにしましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

転職活動をはじめて不安や悩みに直面したとしたら、「転職」と「転職活動」とでわかれる傾向にあります。

もし、ご自身が転職活動を通して悩んでいるとしたら、まずはどちらで悩んでいるのか考えた上で、それぞれの項目の解決策を活用してください。

決して後ろ向きにならず、上手に悩みを解消しながら、前向きな転職活動をしていただけるとうれしいです。