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夫婦の家事分担にイラっとするひと必見!共働きが上手くいくコツ【家事編】

前回、「共働きが直面する6つの壁」の記事をご紹介したところ、多くの方々から反響をいただき、改めて「共働き」が世の中の注目を集めていることを実感しました。

共働き世帯が出産・育児といったライフイベントをむかえると直面する壁。いまだハードルは高いものの、上手く乗り越えている共働き世帯もいらっしゃいます。

すべてを解決できるとまでは言わないものの、上手くいくコツを知ることで、心が少しでも軽くなり、負担を軽減することができるのではないでしょうか。

実際に直面して悩んでいる方も、これから予定があって準備している方も、少しでも不安が解消されるように、共働きが上手くいくコツ【家事編】をご紹介します。

家事分担の理想と現実のギャップは大きい?!

共働き世帯の壁にもあった「長時間労働による夫不在」という実態。長時間勤務で夫が会社で過ごす時間が長いため、どうしても妻に家事・育児の負担が集中してしまいます。

このように妻が実質ひとりで育児をおこなう状況を「ワンオペ育児」といいます。

ワンオペ育児による負担が大きい場合、体力的・精神的にもワーキングママが限界を感じてしまい、最終的にはワーキングママが会社を退職を選択することになります。長時間労働が続くかぎり、「働く」と「家庭・育児」の両立は難しいままなのです。

長時間労働は社会・企業も関わるため、改善には時間を要します。

しかし、家事・育児の分担は夫婦間の連携で改善していくことができそうです。

共働き世帯の家事分担の理想と現状

【参照元:共働き夫婦の家事分担調査(2016年)夫の家事参加はどこまで進んだか|HoNote】

20歳~49歳の既婚男女で、配偶者と同居しており、夫婦共にフルタイムで就業している方にとったアンケートがあります。(マクロミル社実施)

まず、「家事分担割合に関する理想と現実」について、理想の割合は「夫50%、妻50%」との回答が最も多く、夫婦が平等に家事を分担するべきだ、と考えていることがわかりました。

一方、「実際の家事分担割合」について質問をしたところ、最も多かった回答は「夫10%、妻90%」である世帯が23%という結果

理想と現実では、大きな乖離があることがわかりますね。

【参照元:共働き夫婦の家事分担調査(2016年)夫の家事参加はどこまで進んだか|HoNote】

続いて、「自分の家庭における家事の実施レベル」に対する意見は、「家事は完璧におこなわれていてほしい」と考える傾向は、妻より夫の方が高いことがわかりました。

実際の家事分担の役割は妻の方が高いにも関わらず、家事への期待は夫の方が高いという現実に驚きを感じます。

家事分担に対する期待

【参照元:共働き夫婦の家事分担調査(2016年)夫の家事参加はどこまで進んだか|HoNote】

さらに、「配偶者に対して今よりももっと家事分担してほしいと思うか」という質問に対しては、夫が33.9%、妻が59.5%という結果に。夫婦間の家事分担状況は、夫よりも妻の方が不満を持っていることがわかります。

 

この結果から、家事分担の割合には理想と現状には大きなギャップがあり、夫が家事に割く割合は10%にとどまるものの、完璧な家事を求める傾向が強いことがわかりました。

たしかにこれでは、夫婦間の家事分担に対する不満は、妻の方が高いこともうなずけます。

妻が実施している家事項目の一部を、夫がもう少し担当するのが改善ポイントといえそうです。

共働き世帯の家事分担の課題は、配偶者の態度

調査の結果をより詳しく見ていくと、共働き世帯に「自分が担当した家事に対する配偶者からの反応」についても、夫婦間の差が顕著にありました。

【参照元:共働き夫婦の家事分担調査(2016年)夫の家事参加はどこまで進んだか|HoNote】

調査によると、共働き世帯に「自分が担当した家事に対する配偶者からの反応」については、どちらも「感謝される」が最も多くなりました。

しかし、妻が受ける2番目に多かった反応は「無反応である」が54%。また、夫では「文句を言われる」が56.4%、「ダメだしされる」が51.2%と、半数以上がネガティブな反応を経験していることが分かりました。

【参照元:共働き夫婦の家事分担調査(2016年)夫の家事参加はどこまで進んだか|HoNote】

家事分担への満足度別にみてみると、家事分担に満足している人は、配偶者から「感謝される」「褒められる」「感想を伝えられる」ことが多く、逆に不満足の人は「文句を言われる」「無反応」「ダメ出しされる」ことが多い結果に。

やはり、家事をしてもネガティブな反応を受けると、不満につながっていることがうかがえます。つまり、ここも改善するポイントといえそうです。

この結果から改善ポイントを洗い出してみると、下記の2つに効果がありそうです。

  1. 妻の家事分担のうち夫がもう少し担当すること
  2. お互いが家事をしたときにかける一言を改善すること

共働き世帯でうまく家事分担をする5つのコツ

01|家事分担は最初に決めて、チームワーク化する

家事の役割分担は、はじめに決めてしまいましょう。後になって、相手に頼もうとしても頼みづらくなってしまいます。はじめからこの家事は自分の役割と相手に認識してもらうことで、責任感を持ってもらえるでしょう。

また、なにか取り組んでほしいことがある場合は、「チームワーク化する」ことが効果的のようです。「私は○○を担当するから、あなたは○○を担当して、一緒に家事やって時短しよう!」と、1人でなにかをするより、集団でなにかをするときのほうがやる気を発揮しやすくなります。

02|夫へのお願いは「あなた限定」を使う

マクロミルの調査において、配偶者に「今よりももっと家事を分担してほしい」と回答した妻155名に、「1週間でどの程度夫に家事時間を増やしてほしいと思うか」と質問したところ、平均4.07時間という結果でした。1日にすると約35分になります。

夫婦の就業状況にもよりますが、夫にもう1つ家事をお願いをしたいときは「あなたって○○が得意だからこれをやって欲しいのよね。他に頼める人がいなくて」と伝えてみましょう。特別扱いされると人はやる気がでて頑張るものです。

03|「なんでこんな風にやったの」はNGワード

自分の家事のやり方と違ったやり方をされると嫌な気持ちになることがあると思います。そんな時についつい言ってしまう言葉が「なんでこんな風にやったの」です。

相手には相手のやり方があるため、それが受け入れられない場合は、文句を言わずに自分で担当するのがお互いのためになりそうです。

04|「まだ○○ができていないよ/残っているよ」もNGワード

家事の中には自分がやってほしいタイミングでやってもらえていないと嫌な気持ちになることがあると思います。

そんな時についつい言ってしまう言葉が「まだ○○ができていないよ」「残っているよ」です。「なんでこんな風にやったの」と同様に、相手には相手のタイミングがあり、やる気を妨げてしまうため、言わないように心がけましょう。

05|辞めてほしいことは「嫌なこと回避」で伝える

どうしても家事をしてもらっているなかで辞めてほしいことがあった場合は、直接辞めてほしいと言っても相手をイラッとさっせてしまうので逆効果に。こんなときは、相手が嫌がることを想像して、「あなたはこうなるのは嫌でしょ。だからやらない選択をしましょう」という切り口を使うのが効果的のようです。

でも、これは何度も使用すると相手のやる気を妨げてしまうので、「どうしても!」という場合にして、感謝の気持ちとワンセットで伝えるようにしましょう。

家事分担するのが夫婦円満のコツ?!

リンナイが実施した共働きに関する「国際アンケート調査」によると、「配偶者(パートナー)のことが好きか」との質問に対し、5か国すべてで、家事を「分担していない人」より「分担している人」の方が「好き」と答える割合が高いという結果もあります。

日本では、配偶者のことを「好き」と答えた人は、「分担している人」で67.9%、「分担していない人」で40.9%という結果に。仕事が忙しくても、相手を思いやって家事分担に努めることが夫婦円満のコツなのかもしれません。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は、共働き世帯が上手くいくコツ【家事編】をご紹介しました。

日本は家事分担していない国第1位にランクインしています。共働き世帯の割合が専業主婦世帯を超えたものの、女性も男性も仕事・家事・育児に追われて余裕がない生活を送っていることがうかがえます。

余裕がないとついつい相手の家事分担について文句や不満を言ってしまいがちですが、仕事が忙しくても、相手を思いやって家事分担に努めることが、長く家事分担を続けるコツのようです。是非、今日から実践してみていただけると嬉しいです。

次回は共働き世帯が上手くいく【育児編】をご紹介します。

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