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広報へ転職したい女性は今がチャンス?!今、企業で広報が注目される理由

広報と言われると、企業の顔と言われたり、記者会見に同席したり、華やかなイメージが強く、憧れる女性も多いかもしれません。

実際に女性が活躍できる職種なのでしょうか?どのような仕事内容なのでしょうか?

今回は「広報職」の仕事内容、活躍する女性が多い理由について、考察したいと思います。

よく聞くPRって?広報とは違うの?

広報と聞くと、PRという2文字を連想される方も多いのではないでしょうか。

PRは、もともとはアメリカから戦後に入ってきた新しい概念。

Public Relations(パブリックリレーションズ)”の略で、お客様や従業員、株主など、社会と会社をつなぎ、良質な関係を築くよう働きかけることです。

これによって企業は円滑に活動することができ、企業成長・事業発展へとつながっていきます。

企業経営にとってPRは必要不可欠。そして「広報」は、こうしたPRの仕事のひとつと言えます。

広報には、2つの役割がある

会社によって具体的な仕事内容は異なるのですが、まずは広報とはどういう役割を持った仕事なのかを考えてみましょう。

ひとくちに「広報」と言っても、大きく分けて「社外広報」と「社内広報」の2つの役割があります。

社外広報

社外広報は大きく「IR」と「広告宣伝」にわけられます。

「IR」と「広告宣伝」、どちらの仕事も目指すことは同じ、自社(自社の商品)の価値を株式市場(マーケット)で高めていくことです。

I R

「IR」は”Investor Relations”の省略で、”Investor(投資家)”と”Relations(関係)”を築く仕事。投資家に向けて、自社の情報を発信するのがその役割です。

広告宣伝

「広告宣伝」はテレビや新聞などメディアの有料掲載枠を購入し、費用を払って会社の情報・商品情報を発信することです。

私たちが普段テレビや雑誌、新聞などで目にするいわゆるコマーシャル(CM)や広告がこれにあたります。電車の中吊りやビルの屋上などにある看板も含まれます。

企業のイメージをアップさせ、商品やサービスの広告の場合はそれを買ってもらうこと、使ってもらうことをすすめるのが目的です。

自社の経営にプラスになる情報を発信し、メディアに取り上げてもらって、認知を広げることも大切な仕事のひとつ。

しかし、その情報が取り上げられるか、報道されるか否かはメディア次第です。

取り上げてもらうには、メディア側にその情報を「取り上げたい・記事にしたい」と思ってもらう必要があります。時には積極的にアプローチしたり、PRの場を得るための営業的な活動も広報職には求められます。

社内広報

社内広報とは、企業が自社の社員向けにおこなう広報活動です。

主な役割は、下記の4つに集約されるでしょう。

  • 経営方針など目標の共有
  • 経営状況など自社情報の公開、
  • 社会情勢、業務にかかわる知識の共有
  • 企業風土・企業文化をつくる

社員全員が共通の意識をもち、行動することで会社の持続的な発展を目指します。

社員を取り巻く環境は日々変わっていきます。上司や部下が変わったり、時には働く場所が変わることもあります。変化の速い現代だからこそ、社内広報は重要だと言えます。

社内広報の代表的な手段として、社内報やイントラネットを活用している企業も多いでしょう。

近年、SNSの普及・発展もあり、個人の情報発信力が上がっています。こうした背景から社員のコンプライアンス意識に関する啓蒙活動も、社内広報のミッションのひとつです。

企業が広報に注目しているのはなぜ?

手軽に発信・情報収集できるSNSなどの普及にともない、広報活動がビジネスチャンスを生み出す可能性も大きくなります。

社外と社内の広報はどれほどインパクトのあるものなのでしょうか。

社外広報の重要性は?

SNSの台頭で、企業のPRの場はかなり広がりました。

その機会を最大限活用しようと、ホームページやツイッターなどのSNSアカウントだけでなく「オウンドメディア」という自社で運営するウェブマガジンやブログなどを所有する企業も出てきました。

なぜ企業は、ここまで自社広報を重要視しているのでしょうか。

それはやはり社外PRが企業活動おいて非常に重要だからです。販売促進や広告宣伝、採用活動にともなう採用広報、これらに統一性があって、一貫した企業メッセージが込められていることが大切です。

社外広報の重要な部分は、そのメッセージに社会の支持・共感を得られるかどうかです。

消費者に企業の価値を理解してもらい支持を得られれば、会社の存続だけでなく、運営や活動がスムーズに進み、目標を達成する可能性がより高くなります。

社内広報の重要性は?

社内PRも社外PRと同じくらい重要です。

社員が経営者と同じように、長期視点で経営を考えることは難しいと思います。

経営陣の考えや企業理念、会社の長期目標を伝え、全社員が同じビジョンを持って会社を動かしていくためには、社内へのメッセージ発信をおこなうことが必要です。

これが社内広報の役割です。

また、社員は一歩会社の外に出た瞬間から、その会社の看板を背負っていると言っても過言ではありません。ひとりひとりが「会社の顔」となってブランドをつくっているのと同じですよね。

そんな社員たちに、会社がどの方向に向かって動いていくのか、そのためにどのようなアクションが必要なのかを伝えること、それによってエンゲージメントを高めること、社内の結束を高めることがとても重要であることはおわかりいただけると思います。

広報は、女性が実力を発揮できる仕事!

広報として活躍する女性は増えてきているといいます。なぜなのでしょうか。

広報として大事なことは、社会のトレンドをつかむことと、自社の戦略を把握していること、そしてそれらをマッチングさせることでメディアに取り上げてもらうことです。

女性はトレンドに敏感なので、社内外の情報に対してアンテナを張ることができ、また問い合わせ対応など細かな気配りも上手にできるということが、広報として活躍しやすいポイントと考えられています。

実際に、IT系企業をはじめ、たくさんの企業で女性が広報担当として活躍しています。

最近では特に、出産や子育てがきっかけでPR会社を退職した子育て中の女性などが、広報職としてフリーランスで活躍している姿も見られます。

ライフイベントに左右されない「スキル」になる職種であると言えるかもしれませんね。

今後、広報の仕事はどうなっていく?

広報は自社のこと、経営のことも理解した上で、社会との関係を生み出すという重要な役割を担っています。

現代社会では競争が非常に厳しくなっていて、どの企業も自社の「ファン」を増やして広めていくことが最重要課題のひとつです。

このような点から、広報に力を入れる企業は増えてきています。

広報の仕事を担っていくうえで大切なことは、下記の2つ。

  • 会社、サービス、仕事に対する愛着を持つこと
  • 冷静に分析し、客観性を保つこと

冷静に市場を見極め、客観的に自社や自社製品を分析し、トレンドに敏感に反応してマッチングさせる。

こうした素養を持ち、広報として力を発揮できるひとの価値は、今後さらに高まっていくでしょう。

また、広報の役割は「広報」という仕事だけでなく、他の職種でも関わることができるのではないでしょうか。

例えば下記のような仕事が考えられます。

販売促進

「広告宣伝」と混同されがちなのですが、具体的には違った仕事です。広告宣伝に対して、ひとりでも多くに実際に商品・サービスを購入してもらえるような仕掛けを考えることが販売促進の仕事です。

具体的には、新商品・サービスのリリースに伴ってイベントやキャンペーンを企画したり、ノベルティグッズ・特典を作成して売上アップを目指します。

広い意味では広報の一部であり、広報との連携も重要です。広報と似た視点で仕事ができるでしょう。

マーケティング

マーケティング職も広報・広告宣伝・販売促進まで巻き込んで仕事を進めていく点で、広報に似た仕事です。

市場分析や市場開拓、市場で売れる仕組みを作ることが仕事です。自社や商品・サービスの良さを発信し、ターゲットに売り込んでいきます。

「マーケティングPR」という用語が登場するくらい、マーケティングは、現在では商品開発から販売戦略まで幅広い分野に求められる仕事です。

広報同様、企業戦略を把握していること、社内の結束を高めることなどが要求される場合もあるでしょう。

イベント企画

今までの流れを汲むと、イベント企画の仕事も広報の一部と考えられるのではないでしょうか。

企業の販売促進キャンペーン、自治体のプロモーションイベントなどの各種催事の企画、準備、運営管理をする仕事です。

自社のイベントを企画する場合はもちろん、イベント会社で他社のイベントを企画・運営する場合も、依頼元の企業のPRを受託する、社外PRのような形になると考えられるのではないでしょうか。

マーケティングや販売促進のような側面も持つ、非常におもしろい仕事であると言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

たくさんの企業が広報を重要視しており、広報職はこれからニーズがますます高まると考えられます。

メディアへの露出など華やかな側面もあり、一方で営業やマーケティング的な活動も必要で、幅広く経験を積める魅力的な仕事。

そして実力があれば男女の差なく活躍できる可能性のある仕事という見方も広まっています。

あなたの持つ力を、広報として発揮してみませんか?