INTERVIEW

Style#14|自分が関わることで世の中を変えるきっかけに。社会貢献を軸に仕事を選択するヤフーのワーママキャリア

女性がそれぞれの志向・ライフスタイルに合わせて働き方を選択できる世の中。

Style企画では、事業内容や雇用条件ではなく、ひとりひとりの働き方や志向性をもとに、女性が転職活動やキャリアを考えるきっかけづくりができればと思っています。

そんなStyle企画の第14弾は、インターネットやスマートフォンの急速な普及を背景に、誰もが知るYahoo! JAPANをはじめとした100を超えるサービスを展開してきた、ヤフー株式会社で働く川村由起子さんにインタビュー。

チャレンジしたいという好奇心を大事にし、熱量高く仕事も子育ても取り組む川村さんの「はたらくスタイル」をお届けします。

ヤフー株式会社

1996年設立。日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」をはじめ、検索、ニュース、eコマースなど、これまでに100以上のサービスを、スマートフォン・PCなどのデバイス向けに提供。インターネットの力で日本のあらゆる課題を解決する「課題解決エンジン」をミッションに掲げ、「UPDATE JAPAN」という世界の実現を目指し取り組んでいる。

不確かな未来を不安に思うより、今やりたいことにチャレンジしたい

−−川村さんの転職のきっかけを教えてください!

川村さん「IT業界の最大手であるヤフーで働いてみたい」という強い思いがあったことが大きいですね。

前職は成長過程のベンチャー企業で、バリバリと働いていたのですが、結婚することが決まったとき、今後こどもを育てながら働く自分を想像することができませんでした。

また、こどもを育てながら働く女性が少ない時代だったこともあり、「今後、こどもを産んだら仕事を続けないかもしれない」と思ったとき、今のうちにやりたいことにチャレンジしておきたいと思ったんです。

もともとインターネットが大好きで、仕事をするならIT業界と決めていました。
学生時代、どういう職種であればIT業界に入社ができるのか逆算して考え、Webデザインの専門学校に通い、最初の会社に入社しました。

IT業界に携われることが嬉しくて、社会人1年目を待たずに、大学4年生のときに入社をしてしまうほどでした(笑)

ベンチャー企業で社会人経験を積んできた私としては、「IT業界大手の会社で働くこと」が次のチャレンジしたいことでした。

−−行動を起こすスピードがはやいですね! キャリアを考えるとき、どのような基準で考えていたのですか?

川村さん「チャレンジしたい」という、仕事そのものへの好奇心でしょうか。

ヤフーへの転職は、もし育児との両立をしようと思った時に、前職の環境では働き続けるイメージが持てなかったことがきっかけでもあります。

ただ、こどもを産んでみないことには、仕事への価値観がどのように変化するのかわからないこともあります。

だからこそ、「業界最大手の仕事はどんな仕事なんだろう」という好奇心と、「大きな企業だからこそできる仕事があるのではないか」というチャレンジ欲が、キャリアチェンジの際のポイントでした。

チャレンジしたこと自体は無駄にはならないし、その後のキャリアの方向性も見定めることができると思ってヤフーに転職を決めたんです。

当時の熱量は今でも変わりません。

前職のベンチャーというステージも好きでしたが、事業ステージが異なる業界最大手の企業で経験することは今後の糧になるだろうと思いました。

−−両方のステージを経験することは糧になりますよね! 入社後はどんなお仕事に携わったのですか?

川村さんはじめはブログサービスのデザインを担当しました。

当時は、ソーシャルネットワークの時代で、Yahoo! 360°というSNSサービスがありました。

日本でこのサービスが開始した時期と、私がヤフーに入社したタイミングが重なったこともあり、デザインを担当させてもらえました。

日本でこれからはじまるサービスに携われたことがとてもやりがいになりました。

その後、産休・育休をとっていた時に、東日本大震災が発生しました。

私は鎌倉に住んでいるので、自宅も揺れ、海の近くなので津波の危険もあって、東北での津波や余震も自分事のように感じたんです。

そのとき、ヤフーでは災害時のインフラ支援や寄付の呼びかけなどを展開していました。

災害や命の危険を身近に感じたからこそ、私も「ヤフーの仕事を通して社会の役に立ちたい」「人の力になれることをしたい」と強く思ったんです。

「こどもができたら仕事を辞めるかもしれない」と考えてましたが、震災を機に、「仕事を通して社会に貢献したい」と、改めて復職の決意が固まりました。

自分が関わることで世の中が良い方向に変化する。それが仕事が楽しいと思える理由

−−震災によって仕事の価値観が変化されたのですね。どのような仕事で復職をされたのですか?

川村さん復職時に上司との面談で、「いきたい部署はありますか?」と聞かれ、社会貢献につながる仕事がしたいと伝えました。

その結果、社会貢献事業本部の防災速報アプリと3.11(東日本大震災)の特集企画のデザインを担当させてもらえることになり、自分の希望にそった仕事で復職が叶いました。

また、チャレンジした仕事で特に印象にのこっているのはグッドデザイン賞を受賞したことです。

当時、インターネットサービスでグッドデザイン賞を受賞したという事例は非常に少なかったため、ヤフーに入社したとき「グッドデザイン賞を受賞することで、企業価値の向上に貢献したいな」と思っていました。

Yahoo!官公庁オークションのデザインリニューアルでグッドデザイン賞にチャレンジしたところ、受賞することができました。

その翌年にも時代のスマデバシフト(※)に合わせ、Yahoo!公金支払いのスマートフォンに特化したUIとUXの設計で再度、受賞ができました。

(※)スマデバシフトとは:生活のメインデバイスがPCからスマートフォンへ移行していること

外部からの表彰や評価は企業価値の向上につながり、株主や社員などステークホルダーへ向けたポジティブな会社からのメッセージになります。

世の中に知られてない価値のあるものをもっと知ってもらえるように、デザインの手法を活用することで新しい仕掛けを生み出せたことが、とてもうれしかったです。

−−復職してすぐに結果を出せたということは素晴らしいですよね。今はどのようなお仕事に携わられているんですか?

川村さん社会貢献事業本部での経験を経て、グッドコンディション推進室に異動し、健康経営を担当しています。

ヤフーで未来を創る社員の健康ケアを推進するにあたって、世界、国、他社の施策を見て、ヤフーが現状できていること、できたらいいこと、しなければいけない課題を解決する仕事です。

課題から今のヤフーに足りない部分を関係部署に働きかけたり、ルールがなければルールをつくったりと健康経営に関わる仕事が多いですね。

たとえば、グッドコンディション推進室には喫煙対策担当、がん担当など各施策の担当者がいるので、国の方針や他社の動きなどを参考に、より良い施策に改善してもらうこともあります。

そして実施した施策を統合報告書や採用情報に盛り込むなど、世の中に発信していくことにも取り組んでいます。

社内発信においては、エレベーターホールなどに「癌検診をやらないと癌になる率、〇〇%」など、社員が自分ごとに捉えてもらえるようなメッセージを出すなどして、健康意識を促進する工夫をすることも。

サイネージのデザインも担当し、社員に伝えたいメッセージを部署のメンバーと調整しながら進めているところです。

こうした取り組みを経て、経済産業省が東京証券取引所と共同で、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む上場企業を選定する「健康経営銘柄2019」に認定していただくことができました。

−−グッドコンディション推進室へはどういったきっかけで異動されたのですか?

川村さん異動前の社会貢献事業本部では、地方創生フォーラムを開催していたこともあり、著名人の講演を聞く機会に恵まれました。

そのなかで、日本の人口分布のグラフを目にしたとき、日本の社会課題を解決する最も効率的な方法が「健康」だと思いました。

「健康で幸せな人が増えれば生産性も上がるし、こんなにいいことはない」という想いが芽生えて、「健康」に関する仕事ができる部署はどこかと考えた結果、現在のグッドコンディション推進室に異動しました。

部署の取り組みとしては、社会よりは社内への発信・改善がメインですが、「日本にヤフーという業績好調で、社員がすごく健康な会社があるらしい」と世界から注目されたら、日本のさまざまな会社でも社員の健康に関する意識が高まり、結果的に日本全体の健康問題の改善につながるのではないかと思っています。

ヤフーが健康経営のリーディングカンパニーになり、日本全体を健康にできればと思います。

社会貢献事業においても、私が関わることで世の中の差分を埋めたいと思っていましたし、どんな仕事であっても関わる前と関わった後で少しでも世の中が変わってくると思うと、ワクワクしますよね。

仕事と育児、どちらもかけがえのないもの。

−−産休・育休などライフイベントを経験されて、仕事への価値観など何か変化したことはありましたか?

川村さん私の場合は、ライフイベントを経験して、本当に毎日楽しいなと思っています。

仕事でも、私がフルタイムで働くことができるのは会社の環境や家族のサポートがあることが大きいと思っています。

例えば、3.11企画に携わっていたときは、良いものをつくりたいという思いが強く、特に忙しい日々を送っていました。

それでも家族は、「絶対価値のある仕事だから、今頑張った方が良いと思う」と理解をしてくれたんです。

仕事と育児のどちらか一方ではなく、どちらも自分にとってかけがえのないものですし、両方あって今の私だと思います。

−−これから、お仕事ではどんなことにチャレンジしていきたいと思っていますか?

川村さん将来的には、ヤフーが健康経営のリーディングカンパニーとなり、世界的にみても「ヤフーってすごいね」と言われる基準まであげていきたいです。

ヤフーは日本の未来をつくるために、新しい技術開発にも積極的に取り組んでいます。

だからこそ、私は未来をつくる社員のコンディションを整えることで、こうした会社の躍進に貢献していきたいですね。

今携わっている仕事は、これまで仕事のメインだったデザイン業務とは違うように見えますが、物ごとへのアプローチ方法はデザインを考えるときと変わらないと思います。

健康経営を進めるために、国の方針や世界の流れを比較し、ギャップを埋めたり、施策をもっと高く積み上げたりする過程も、デザインの仕事と同じです。

ヤフーには、「社員の才能と情熱を解き放つ」という人事方針があります。今後も今まで積みあげてきたスキルと社会貢献したいという情熱をもって仕事を楽しんでいきたいです。

編集部より

『やりたい』という想いをアクションにつなげることでキャリアとなっていく。

いかがでしたでしょうか。

ヤフー株式会社で働く川村由起子さんの「はたらくスタイル」をご紹介させていただきました。

取材をして感じたことは、アンテナを高くもつことが、自身の興味関心の幅を広げていき、その結果、チャレンジしたいことや解決したいことが生まれていらっしゃいます。

その思いを仕事を通して実現されている点が、やりたいことをみつける秘訣のひとつになっていることが印象的でした。

また、ヤフーは健康経営に取り組んだ結果、2019年健康経営銘柄に選出されました。働く社員が心身ともに健康であることが、仕事において高いパフォーマンスを出すことにつながっていく活動に熱心でいらっしゃいます。

長時間労働が問題視される日本において、ヤフーの今後の取り組みにも注目していきたいです。

川村さんの「はたらくスタイル」を通して、みなさんの働き方やキャリアを考えるきっかけになればうれしいです。

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