
INTERVIEW
女性がそれぞれの志向・ライフスタイルに合わせて働き方を選択できる世の中。
Style企画では、事業内容や雇用条件ではなく、ひとりひとりの働き方や志向性をもとに、女性が転職活動やキャリアを考えるきっかけづくりができればと思っています。
そんなStyle企画の記念すべき第20弾は、ゲーム領域においてはじめて運営に特化したゲームサービスを提供する株式会社マイネットの竹内 優さんにインタビュー。
新卒で株式会社マイネットに入社し、ゲームのプロモーションから、ゲーム間の相互送客を実現する部署の立ち上げ。さらに新しいプラットフォームへゲームを展開している竹内さんの「はたらくスタイル」をお届けします。
竹内 優さん|株式会社マイネット プラットフォームリード室長
新卒でマイネットに入社。プロモーション担当として広告出稿やコラボの営業をおこなう。その後、マイネットのオリジナルの集客手法「CroPro」の前身となる相互送客ネットワークの構築、拡大に携わる。また、ASOというアプリストアを改善することでインストール数を増加させる取り組みを実施。現在はプラットフォーマーとの折衝をおこなう立場に就任。新しいプラットフォームへのゲームの展開等に携わっている。
株式会社マイネット
ゲームサービス事業のリーディングカンパニーとして、独自のノウハウとM&Aの力をもつ。スマートフォンゲームタイトルの買取・仕入れからサービス運営までを手がけている。さまざまなサービスがオンライン化する時代の中で、100年成長し続ける企業として、これまでに蓄積したノウハウと強みを活かし、世の中に価値を提供し続けている。
竹内さんマイネットには新卒で入社をしたのですが、就職活動で軸にしていたのは「何をするか」ではなく「誰とどういう理念で働けるか」。
また同時に、「言われた仕事をやるのではなく、自分で考えて仕事をつくっていきたい」と考えていたので、組織の規模感が小さいほうがチャレンジできるのではないかと思い、ベンチャー企業を志望していました。
ただベンチャー企業の場合、入社時にやりたいと思った事業に携われたとしても、市場の状況によっては注力する事業は変わっていくため、ずっとやりたいと思う事業に関われないかもしれないとも感じてました。
そのため「これをやりたい」というよりも「理念の元に集まったメンバーと、自分がその考え方に馴染んで働けるか」を重視していたんです。
マイネットには「会いたいときに会いたい人に会える社会の実現」という理念があります。
「この理念の実現のために働いていきたいな」と思えたことが、就職先としてマイネットを選択した理由です。
竹内さん実際、入社してみて、「猛烈に働くベンチャーのイメージとは違うな」と思うところがたくさんありました。
入社当初の上司が「時間内にきちんと仕事を終わらせることを前提として、成果をあげることが一番大切だから」と話しており、今までほとんど残業をしたことがありません。
ゲームの業界でみてもマイネットは残業時間が少なく、毎週水曜日にはノー残業Dayもあります。「長時間働いた人」が評価されるのではなくて「短い時間できちんとやることをやって成果を出す人」が評価されるし、求められる会社かなと思います。
竹内さん:入社当初はゲーム間コラボの営業を行ったり、広告出稿を行うマーケティングの仕事をおこなっていました。
マイネットには『CroPro(クロプロ)』という、スマホゲーム向けの相互送客ネットワークのサービスがあります。
相互送客とは、各社が提供するゲーム間でユーザーを送客し合う取り組みで、コラボレーションを実施したり、ゲーム内に送客先のゲームバナーを設置したりできます。
入社当初は『CroPro』という名前もついておらず、取り組みに賛同いただいたゲーム会社様同士で「お互いにコラボやりましょうね」という、ゆるいつながりのような状態からのスタートでした。
そこから少しずつ、協業の取り組みを広げていこうと、新たに参加会社を募りコラボレーションを生むための営業を展開してきました。
同時に、私自身は、スマホゲームのマーケティング領域全般に関わる機会をいただき、「どうやったらゲームユーザー様にさらに喜んでいただけるか」を常に考えるようになりました。
さらに入社3年目になったころ「相互送客のコラボレーションに注力していく」と、会社方針が決まり、専門室という形で組織が立ち上がりました。
専門室となったこともあって「今までとやり方を変え、このコラボレーションの取り組みを仕組み化しよう」と方向性を決め、効率的な運用を目指すことになりました。
また、プラットフォームを持った事業者様とのコラボレーションを実現できるように交渉活動もスタートしました。
ゲームアプリはGoogle PlayやApp Storeでの展開が主力になるため、Google様と直接お話をさせていただき、Google Playの中でゲームを取り上げていただけるような関係を構築しました。
また最近は、多くの事業者様に弊社で勉強会を実施していただいたり、プラットフォームを保有している事業者様と全般的にコラボレーションができるようになったりと、着実にプロジェクトが進行しています。
竹内さんやりがいは、プロジェクトメンバーから「あのコラボの取り組みよかったよ」とか「これやってくれてありがとう」と、直接感謝をされることですね。
今関わっている事業は、お客様のゲームとゲームの間で、ユーザー様を相互にご紹介するサポートのため、直接ユーザー様の声を聞くことはあまりないのですが、社内外問わずゲームを運営しているプロジェクトメンバーから「ユーザー数が伸びている」と感謝の声をいただけるのはものすごくうれしいです。
また、とにかく組織の変化が早いので、いい意味で大変です(笑)
入社して1年目の12月、3名だったマーケティングのメンバーが上司と私の2名体制に変更になりました。
実質業務に携わるメンバーが私ひとりになるとのことで「年明け以降大丈夫なのかな?」と、不安を覚えました。
とはいえ、「やるしかない」という状況でしたので、組織変更が決まってからは、12月中にまずは独り立ちすることを目標として設定しました。
12月まで同じチームだった先輩の技術や営業手法を盗めるところは盗み、上司と営業のロールプレイングをひたすら実施するという毎日でした。
事業や戦略実行のスピードが早いからこそ、自分自身の成長も加速させなければいけない。
大変ですが、振り返ってみれば、その経験が自分の成長につながっていると思っています。
竹内さん「自分で考えて、自分で目標に向かって進んでいく」という自己推進力が強くなりましたね!
組織目標である数字があって、その数字に対して自分で目標を立て、目標を達成するために必要なことを考え、実践しています。
組織の立ち上げから任せていただく経験があったからこそ、こうした当たり前のフレームワークも自分の中で定着したんだと思います。
入社直後に「この会社でこれがしたい」という明確な目標があったわけではないのですが、ありがたいことに、若いうちから事業にとってコアな部分を任せていただけたことが自分の強みになっていると思います。
これも、マイネットのように変化の激しい環境だからこその経験かもしれませんね。
ちなみに、就職活動中に自分の強みについて自己分析をしていたのですが、「結構、的外れだったな」と今となっては感じています(笑)
竹内さんマイネットはとてもフラットで、人を大切にする組織だと感じていて、「人を大切にする」の中心が「人のキャリアを大切にする」なんだと思います。
ゲーム業界ならではのビジネスモデルでもあると思うのですが、新たなタイトルが増えると、新しいリードエンジニア、ディレクター、プロデューサーというポジションができます。
事業の成長に合わせてタイトルも増え、組織も成長するため、新しくチームが生まれたり、統配合をしたりすることも頻繁にあります。
これらのタイミングにおいて、個人がよりステップアップしたキャリアを描けるように意識的に会社も支援をしています。
事業全体まで視野を広げ、自分自身で考え「これをやるべき」「これをやったほうがいい」ということを組織に提案しながらも、組織からも「これを任せるからやってみよう」と提案してもらえる環境なのです。
このように、福利厚生などのサポートももちろんですが、会社として、入社したメンバーがキャリアを描き続けることができるよう導くようなサポートもあると思っています。
誰もが自分のやるべきことに集中して取り組める、素敵な環境だと感じています。
竹内さん個人としては今取り組んでいる、ゲーム関連の法律知識を極めたいと思っています。
新しい取り組みを推進する際に、契約書の内容を確認する業務があるため、ゲームサービス事業の法律などを深く学び、新しいタイトルのリリース時などに貢献できるようなスキルを高めていきたいと思っています。
竹内さんそうですね、いつかは結婚して子育ても経験してみたいですが、実はまだそこまで考えきれていません(笑)
ただ、マイネットは仕事時間の調整がうまくできる職場でもあるので、育児と両立になるとしても働きやすいだろうなと思います。
以前一緒に働いていた方が子育て中だったのですが、勤務時間をずらして働かれていました。朝早めに出社して、夕方も早めに退社して保育園へお子さんを迎えにいくという働き方でした。
部署によって違う部分もあるかもしれませんが、例えば家庭の事情で早く帰らなければいけないということがあったとしても、チャットでこまめに状況を共有しているので、ストレスなく調整ができます。
なぜ柔軟な働き方ができるのかといえば、それはマイネットが展開するビジネスがゲームサービス事業だから。
私たちが提供するゲームサービスは、24時間365日サービスを提供しています。
だからこそ、「従業員ひとりひとりが体調を整えて、気持ちよく働けないとお客様によいサービスは届けられない」という考え方が根底にあります。
情報共有もフラットで、お互い事情もわかりやすいですし、お互いに助け合いやすいですね。
誰にとっても働きやすい職場なので、ライフイベントがあっても、きっとうまく両立していけると思います。
いかがでしたでしょうか。
株式会社マイネットで働く竹内優さんの「はたらくスタイル」をご紹介させていただきました。
事業の成長スピードや組織の変化が目まぐるしいと「自分はついていけるかな?」「自分の能力で大丈夫かな?」と不安を感じることが多いと思いますが、その不利な状況を逆手にとって自身の学びや成長に思考転換しながら、仕事に向かっている姿勢が印象的でした。
また、スタートアップ企業の場合、「成果を出すためには長く働く」という考え方がいまだ根づいているかもしれません。
しかし、マイネットでは「決められた時間の中で成果を出す」ことを評価する文化です。
またマイネットは、「人を大切にする」思想があり、「人のキャリアを大切にする」文化があります。
それは決して福利厚生や給与といった目みえるものだけではなく、ひとりひとりのキャリアや成長に重きをおき、バックアップする環境があるということ。
サービスが増えると、同時にポジションが生まれていく事業モデルをうまく活用し、1社にいながらも多様な仕事を経験できるのは魅力的です。
転職をしてジョブチェンジやキャリアアップをする方法もありますが、成長ができる環境があるのであればあれば1社の中でポジションを変えたり、仕事をする仲間を変えたりしながら、自身のキャリアを探求する方法もおすすめです。
竹内さんの「はたらくスタイル」を通して、みなさんの働き方やキャリアを考えるきっかけになればうれしいです。
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