INTERVIEW

Style#25|長く働き続けることで自分の居場所づくりを。イーソルのエンジニアママが語る等身大の働き方

女性がそれぞれの志向・ライフスタイルに合わせて働き方を選択できる世の中。

Style企画では、事業内容や雇用条件ではなく、ひとりひとりの働き方や志向性をもとに、女性が転職活動やキャリアを考えるきっかけづくりができればと思っています。

そんなStyle企画の第25弾は、イーソル株式会社で働く平林鮎子さんにインタビュー。
新卒でエンジニアとして入社をして以来、転職することなく一貫してイーソルでキャリアを歩んでいらっしゃいます。

また、出産・育児を2回経験しながら仕事と育児の両立を続けている平林さんの「はたらくスタイル」をお届けします。

イーソル株式会社

革新的なコンピュータテクノロジーで豊かなIoT社会を創造する、1975年創業の、組込み・IoT分野のリーディング企業。リアルタイムOS技術を核とするソフトウェアプラットフォーム製品とプロフェッショナルサービスは、厳しい品質基準が求められる車載システムを筆頭に、FA、人工衛星、デジタル家電を含むあらゆる分野おいて、世界中で採用されている。

「人の良さ」が決め手。就職活動時の選択は間違ってなかった

--平林さんの入社のきっかけを教えてください!

平林さん私は新卒でイーソルに入社しているのですが、最終的な入社の決め手は「人の良さ」でした。

もともと父親がエンジニアで、幼いころからパソコンが近くにある環境だったこともあり、大学でも情報系の学部を選択して、将来はエンジニアとして働いていきたいと思っていたんです。

ソフトウェアを開発する会社にしぼって就職活動をしていたのですが、Web系ばかりで、組込み系ソフトウェア会社はイーソルしか受けていなくて。

それでもイーソルへの入社を決めたのは、若手の社員さん、人事、役員と面接を積み重ねていく中で、会社全体の温かさや仲の良さを強く感じたから。その社風がとても魅力的に思えたんです。

また、エンジニアは長時間労働で、働き方も大変なイメージがありました。イーソルは働く環境が整っていて、エンジニアとして働き続けるイメージがわいたことも決断できたポイントです。

入社してから5年ほど組込みソフト、つまり機器に組み込まれるソフトウェアを開発していました。

結婚・出産後には復職をして、その時に部署異動し、アプリケーションソフトを手掛けるようになりました。

途中、プロジェクトリーダーなども経験し、現在は10名体制くらいの中規模開発を担当しています。

--エンジニアとして働く中でやりがいを感じるのはどんな時ですか?

平林さん携わった仕事が目に見える形で製品化され、消費者の方からの評価に直接触れることができることがやりがいです。

最初に配属された部署では、家電量販店の店頭に並ぶような機器のソフトウェアつくり込むプロジェクトに携わっていました。

その時、目に見える形で店舗で販売されて、消費者の声や評価にも触れることができて。それがモチベーションアップになっていたことを覚えています。

組込みの仕事は、製品の一側面を部分的に請け負ってつくることが多いのですが、私が携わっていた仕事では、製品全体の制御を弊社で製作していました。それもあって「私たちがつくり込んだ製品だ」と思えることができて、販売された時はとてもうれしくて。

エンジニアとして、世の中に何かを生み出せたと実感できることも、大きなやりがいですね。

「あるべき姿」よりも「今できること」を優先したい

 
--入社されてから、転職したいと思ったことはなかったのですか?

平林さん不思議と転職したいと思うことはありませんでした。

転職ではなく、家庭に入ろうかと考えたことがあるくらいです。復職後に仕事と家庭の両立が大変だったことがあって、「家族に負担をかけてしまっている」と感じた時に仕事を辞めようか考えたことがありました。

ですが、会社のサポートは充実していますし、仕事が大変なときは上司に正直に伝えることもできたので、会社を辞めるという決断にはならなかったですね。

「自分自身は、仕事を頑張りたいと思う気持ちが強くて、でも、家庭と両立をするなら、もう少し業務量を減らしてもらえたらバランスがとれそうです」と相談したこともあります。

こどもを出産する前は「できる限り仕事はやりたい」と思っていましたが、こどもが生まれると、そうも言ってられないこともあるんだなと思います。

 
--復職については不安はなかったのですか?

平林さん第一子の出産は28歳の時だったのですが、当時のイーソルではエンジニア職の方の復職事例は少なくて。

でも、間接部門では何名も事例がありましたし、「何かあったら相談できるかな」と思っていたので、不安はなかったですね。

それに、ママであっても家庭だけではなく社会的な居場所が欲しいと思う自分がいて、私としては「ずっと仕事を続けたい」という気持ちが強かったんです。

人それぞれかもしれないですけど、仕事を辞めて家事・育児に専念するよりも、家庭以外で自分を認めてもらえる環境をつくりたいと思っていました。

とはいえ、出産後には仕事に対する考え方にも変化があったと思います。

私はもともと背負いすぎてしまう性格で、そのせいでチームのメンバーに迷惑をかけてしまうこともありました。

でも、仕事と育児を両立していくとなると、これまでのように無尽蔵に時間がつかえるわけではないですし、抱え込み過ぎるのはチームのためにはならないと考えるようになって。「責任をもって仕事はしたいけど、甘えられることは甘えていこう」と思えるようになったんです。

業務が行き詰まったら、早めにヘルプアラートを出したり、どうしてもひとりではできない仕事が発生したときは正直に相談したりするようにしました。

ただ、「私には無理です」という発言ではなくて、「ここをお願いできれば、プロジェクト全体のリスクも軽減できそう」「私ひとりではなく、少し手伝ってもらえれば、全体の進捗が早まって余裕を持ってプロジェクト進行できそう」など、組織やプロジェクトの全体を俯瞰した上で相談するように心がけています。

イーソルには、こうした相談もしやすい雰囲気があります。だからこそ、自分のパフォーマンスを最大化できるように業務量を調整するなどの相談もできて、復職後もうまく仕事ができているんだと思います。

 
--相談しやすい環境が、平林さんのキャリア形成につながっていったんですね。

平林さんそうですね、ライフステージが変化すれば価値観も変わりますし、その時々で仕事の仕方を調整できているのは、イーソルの社風があってこそだと思っています。

私は、結婚・出産をする前まで、自分の中で思い描く「こうであるべき」という理想の姿になるために仕事をしていました。

明確に「こうなりたい」というイメージがあったわけではないのですが、たとえば「何年目にはリーダーになっていないと」とか「何年目にはマネジメントができないと」などと決めつけて、自分を追い込んでいるふしがありました。

復職した時も、「あるべき姿」を追いかけていたのですが、働く時間に制約があったり、急な呼び出しがあったりと思い通りにいかないことも多くて。

いままでは自分だけの時間だったので、自分が思い描く「こうあるべき」に向けて、好きなだけ仕事も頑張ればよかったのですが、今は仕事だけではなくて家庭だって大事だと思うようになったんです。

今は、家庭に迷惑をかけないように仕事をしたいという気持ちに変わり、「あるべき姿」よりも「今自分にできること」を優先して仕事をしていこうと思うようになりました。

ライフイベントによって緩やかな成長になったとしても、少しでも前よりできることを増やしていきたい

 
--会社全体でライフイベントやキャリアに対する理解があるんですね!

平林さんイーソルは、性別で違いを設けるような会社ではありませんが、私が入社したときは時間無制限で働けるエンジニアが多く在籍していました(笑)

2012年から人材に関してより積極的に投資をしていこうという方針が強化されて、全社で働き方の見直しがはじまりました。

性別関係なく、ライフイベントを迎えても産休や育休が取得しやすいように制度や風土を改善してきて、今では男性の育休取得率は40%、女性の育休取得率・復職率は100%になっています。

男性の場合、育休取得を迷う方もいるのですが、迷う場合は、生後8週間以内に短期間でも一度取得し、必要なときに再取得できるようにすることを勧めています。

産休や育休を取得するにあたり、「キャリアに穴が開いてしまうんじゃないか」「離れている間に組織から置いてかれてしまうのではないか」と懸念に思う方も多いのですが、イーソルでは、休暇中でも1か月に1度、会社とやり取りする仕組みがありますし、疎外感を感じることは少ないと思います。

私の部署にはワーキングママが多いのですが、男性の育休取得者も多いんですよ。

私自身も当事者として部門の代表が「これがイーソルの社風の良いところだよ」と全社に伝えるプレゼンに協力させてもらうなど、最近はインナーブランディングにも携わっています。

 
--産休や育休でキャリア途絶えてしまうかも、という懸念にも、安心できる職場環境があるのですね!

平林さん復職後は、仕事をする時間にも制約があって、20代と比べれば、成長速度は穏やかになってしまいがち。

若手の後輩を見ていると、「私ってダメだな」と感じてしまうこともあります。

ですが、それでも、ずっと仕事を続けていきたい気持ちに変わりはありませんし、少しずつでもいいから、これまでの自分を超えていきたいんです。

復職後には、これまでに感じなかったような悔しい気持ちやキャリアの閉塞感を感じることもありました。それでも「今自分にできること」を通して仕事を続けてきたことが自信になり、最近やっと自分を認められるようになってきたんです。

今は仕事と家庭の両立に一生懸命で、明確な目標は定まっていませんが、続けていくことで何かが見えてくるだろうと思っています。

両立とはいっても、私はどちらかというと仕事に目が向きがちなので、もう少しこどもに時間を使ってあげたいですね(笑)こどもが考えていることやチャレンジしたいと思っていることを聞いて、叶える時間をつくっていきたいです。

私と主人は両親にほぼ頼らずに仕事と育児を両立していますが、今後はテレワークを利用するなど、より家庭とのバランスを取りながら、仕事に邁進できる働き方を実現していきたいです。

編集部より

働き続けることで自ら居場所をつくる。

いかがでしたでしょうか。

イーソル株式会社で働く平林鮎子さんの「はたらくスタイル」をご紹介させていただきました。

新卒で入社して以来、出産・育児・復職を2回経験されながらも、エンジニアとして一貫して現場でキャリアを築いていらっしゃいました。

エンジニアの場合、技術を向上させるために転職を重ねるケースも多くありますが、平林さんのように「自分の居場所をつくる」ために仕事を頑張り、評価をされて、長く働きつづける土台をつくる方法もあることを教えていただきました。

また、責任感が強いと「こうあるべき」というあるべき姿を追い求めてしまう方もいらっしゃると思います。

仕事と育児を両立させること、以前のように仕事を頑張ることを同時にやろうとしても無理をし過ぎてしまうかもしれません。

そんなときは、「あるべき姿」よりも「今できること」を優先して仕事をしていくことでうまくバランスがとれることも教えていただきました。

イーソルは、働き方改革を2012年からスタートし、現在は女性の育児休業取得・復帰率がともに100%であるだけでなく、男性の育休取得率が40%に上昇しています。

もともと男性女性といった性別の隔たりがないだけではなく、社員が長く定着し、健康で活き活きと仕事ができることを大切にされています。

また、ワーキングママや育児休業を取得する男性の存在を全社に発信する機会もあり、社風の良さをうかがうことができました。

平林さんの「はたらくスタイル」を通して、みなさんの働き方やキャリアを考えるきっかけになればうれしいです。

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