INTERVIEW

Style#33|保育現場から社会課題解決を。ユニファで実現する私がこどもに胸を張れる仕事

これが私のはたらくスタイル

Style企画では、事業内容や雇用条件ではなく、ひとりひとりの働き方や志向性をもとに、女性が転職活動やキャリアを考えるきっかけづくりができればと思っています。

そんなStyle企画の第33弾は、ユニファ株式会社で働く浅野亜希子さんにインタビュー。

19年働いた大手企業から、ベンチャーへの転職を決意。「今の仕事は、必ずこの先の未来がより良くなることにつながっているんだ」と、こどもや家族にも胸を張れる仕事がしたいと考えるに至った、浅野さんのキャリア観や仕事観をお伺いしました。

こどもの世代により良い未来をつくるため、次世代型「スマート保育園®」の実現に向け邁進する、浅野さんの「はたらくStyle」をお届けします。

ユニファ株式会社https://unifa-e.com/

『家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを世界中で創り出す』をパーパス(存在意義)として、保育現場からの社会課題解決を推進。IoTやAIを活用した保育支援デバイスの開発およびサービスを提供する。「ルクミー午睡チェック」「ルクミーフォト」をはじめとした各種サービスを統合することで、こどもの安全や保護者の安心と保育業務の負担軽減を実現する次世代型「スマート保育園®」の展開により、保育現場における課題解決を通じた保育園の社会インフラ化、そして女性活躍の推進や労働人口の増加を支援する。

「コンフォタブルゾーンから脱することこそが自分の成長だ」

--浅野さんはどのような想いでキャリアをスタートさせたのですか?

浅野さん新卒の就職活動時は、「医療関係の仕事がしたい」と考えていました。

大学の時に父が倒れ、長く病院生活を続けていたこともあり、医療の現場を支え、より良い形へ変革を起こしていきたいと考えていたんです。

満を辞して入社したGEヘルスケア・ジャパンでは、「現場を知らないと世の中を変えていけない」と思い営業職を希望しました。

でも、当時は医療現場で働く「女性の総合職」はまだ少ない上に、提案する製品も1億を超えるため、簡単には営業の最前線を張ることはできなくて。

理事長先生や院長先生から信頼を得られる人間になることをまずは目指していこうと、会社が準備してくれたプログラムにのっとって、約2年間、病院経営や品質改善に関わることを学んだのが、私のキャリアのはじまりです。

--医療領域の経営改善が浅野さんのキャリアのスタートだったんですね。

浅野さんそうですね。その後に「医療業界×女性」で考えると、一番親和性があった分野が乳がんの検診をするためのマンモグラフィーのプロダクトマーケティングに携わりました。

今振り返ってみると本当にラッキーだったと感じるのですが、当時はこのマンモグラフィは、今で当たり前のデジタルマンモグラフィがまだできていない状態だったんです。

今で言うところのICTなどと同じですが、乳がん検診においてもアナログだったものをデジタル化するための基盤をつくる、まさに先駆けとなるタイミングとなり、市場を創っていくなどさまざまなプロモーションを展開できてたくさんの経験ができました。

--浅野さんはさまざまな職種を経験されていると思うのですが、今のキャリアにつながるような転機はあったのですか?

浅野さん結婚して1度目の産休取得時には、主にマーケティング業務に従事していたのですが、1年ほど仕事を離れてしまう状況になるので、自分の後任を探し、自分はそのポジションから退く決意をしました。

またその後、2度ほど出産や育児などのライフイベントを経験しながらも、8年は同じレントゲン製品に関わる仕事をしています。

ただ、扱う製品は変わらずとも、組織への貢献の仕方はその時々で変化していて。

日本に限らず、海外の主にアジアでのプロモーションを担当したり、製品の開発元であるフランスとのやりとりを通して製品知識を深めたりと、いろいろな角度から仕事に取り組ませていただきました。

GEヘルスケア・ジャパンでは、産休・育休の期間を含めて、約19年在籍していたのですが、幅広い職種の経験をさせてもらいました。

ファーストキャリアでこれだけ挑戦的にキャリアを積んでこられたのは、「コンフォタブルゾーンから脱することこそが自分の成長だ」という教えがあったから。

GEヘルスケア・ジャパンは本当に学ぶ機会が多く、社会人としても大きく成長できたと思っています。

こどもに胸を張れる仕事。私にとっての正解は「こどもの世代により良い未来をつくる仕事」

--長く勤めた会社から転職を決意する背景には、どのような想いや状況があったのですか?

浅野さん3人いるこどもの1番下の子がちょうど小学校に入るころ、自分の時間に少し余裕が出てきたタイミングがありました。

これまで「父のために」「家族のために」と、治療の現場である病院や医療に携わってきたのですが、これからを生きるこどもたちの「育成」に関わる仕事がしたいと具体的に考えるようになったのは、この時期からです。

転職に踏み切ろうと思ったのは、「自分のさらなる成長のために、新しいことにチャレンジしたい」という想いがあったから。

19年と長く1つの会社にいると、正直仕事もしやすいですし、顔も利きますし、本当にいろいろとスムーズですよね。ただ、その分、「このままでいいのかな」と思う自分もいました。

--そんな時に出会われたのがユニファだったのですか?

浅野さん実は、ユニファには夫が先に勤めていて。

ベンチャー企業に転職するということで、正直「大丈夫かな」と思っていたのですが、日々本当に楽しそうにしていたことを覚えています。

夫がユニファで働きはじめて1年程度たったころに、「一度試しにユニファの社長の話を聞いてみたら」と言われました。

その時に聞いた社長の話は、本当にパワフルでした。ユニファが掲げるビジョンをどう実現していくかを明確に定めていて、しっかりとしたビジネスモデルを築けていることも魅力的に感じました。

--社長と話をしてみて、転職の決意が固まったのですか?

浅野さん「一緒に仕事をしてみたいな」と思ったのですが、やはり19年も同じ会社にいると仕事の引き継ぎも膨大ですし、迷惑をかけることが申し訳なくて。

また、ちょうどGEヘルスケア・ジャパンでキャリア・ディベロップメントコースにアサインしてもらっていて、大きく視野が広がっていたタイミングでもありました。

当時携わっていた仕事も、自分なりにやりがいを感じていたので、しっかり自分で成し遂げてから次のステップに進みたいとも思っていて、転職するかどうかは、正直なところものすごく悩みました。

ユニファに転職しようと心が決まったのは、こども達の姿を見ながらぼんやり考えていた時。

ふとした瞬間に「やっぱりこども達の未来のために関わる事業に携わりたい」と、自分の中の答えにたどり着きました。

私もそうだったのですが、世の働くママたちは、少なからず「こどもや家族に申し訳ないな」と、思いながら仕事をしていると思うんです。

でもできることなら、「今の仕事は、必ずこの先の未来がより良くなることにつながっているんだ」と、こどもや家族にも胸を張って仕事をできた方がいいなと思っていて。

これまでの仕事を続けるのと、ユニファで保育の現場を変革していく事業にチャレンジしていくことと、どちらがよりこども達により胸を張れる仕事かと考えた時、私にとっての正解は後者だと思いました。

ユニファへの転職も、キャリアアップというよりは、自分がやりたいビジョンを実現するための転職で、キャリアチェンジに近い形だったのかなと思います。

--決断する瞬間って、案外ふとした瞬間なのかもしれませんね。

浅野さん本当にそうですね。じっくり考える時間を設けても、案外答えにたどり着かない時もありますよね。

実は、転職を考えた際には、ユニファ以外にも話を聞く機会はたくさんありました。医療業界でマーケティングを実施している競合があまりなかったこともあり、ありがたいことにキャリアアップを目指せるお話も多かったんです。ただ、転職をしようと思うまでには至らなくて。

それほど、ユニファが展開する事業と、「こどもとこどもの育成に関わりたい」と思う自分の気持ちがフィットしていたんだと思います。

ユニファ代表の土岐と初めてお話ししたのが2019年3月。それから半年ほどかかりましたが、2019年8月に晴れてユニファに入社する運びになりました。

入社前には全社会議にも参加させてもらっていたのですが、若手が責任持ってイキイキと働く姿をみて、会社としてのパワーを感じましたね。

ユニファの魅力の1つは、社長の魅力でもあると思います。大きな夢があって、それを実現するためのプランも明確で。人として何か引き込まれるような魅力を感じますし、本当に尊敬する方ですね。

土岐が前職で成し遂げた偉業を知る機会があったのですが、そのこともユニファへの入社をだいぶ後押ししたと思います。

保育の質の向上を推進する次世代型の保育園をつくる

--ユニファでは、今どんな仕事に携わっているのですか?

浅野さん現在は、「スマート保育園®」の展開に向け、チームや社内のたくさんの部署の方から協力をもらい、さまざまな角度からアプローチを実施しています。

こども達にとって「あるべき保育」を考えた時、こども達の主体性を伸ばせるようなゆとりある保育が必要なのですが、実際の保育現場では、保育士にかかる業務負担や精神的負担が大きく、離職率が高い現状があります。

ユニファが推進する「スマート保育園®」とは、こうした保育現場が抱える各課題に対してAIやIoTなどの最新テクノロジーを活用したサービスを導入することで、事務作業などの煩雑な業務の負担軽減により保育士の「心」と「時間」にゆとりをもたらし、保育者とこどもが向き合う時間の増加によって保育の質の向上を推進する次世代型の保育園です。

このような「スマート保育園®」構想が掲げる世界観を実現するために、今手がけているのは、より良い保育・保育現場をつくるためのベースづくり。

保育領域に知見のある先生たちにご協力いただきながら、「スマート保育園®」の実証を目的としたモデル園をつくるべく奮闘しています。

--保育園機能が充実して、保育の質が向上したら、預ける側としても安心感や信頼感が増しますね!

浅野さんまさに、そうした世界観を実現するのが「スマート保育園®」構想です。

保育の現場では「こどもを一番近くで見守る保育者」がやりがいを持って安心して働ける環境の整備と改善が必要であり、「スマート保育園®」こそがそのソリューションだと思っています。

保育施設は、共働き世帯が増えた現代には欠かすことができない「社会インフラ」。

ユニファとしても、私の挑戦としても「スマート保育園®」を通して、女性活躍の推進や労働人口の増加を支援していきたいと思っています。

モデル園の取り組みでは、ユニファが提供するAIやIoTなどの最新テクノロジーを活用して、実際にどのような効率や質の向上につながるのかを見える化し、保育園にとってのパートナーのような存在になれたらうれしいですね。

--ライフイベントがあっても働き続けたいと願う女性としては、期待しかない取り組みですね!転職を経て、ワークスタイルに変化はありましたか?

浅野さんワークスタイルは、あまり変わらないですね。

前職も働きやすい会社でしたし、女性だからと辛い思いをすることは1度もありませんでした。

もともとハードに働いていた分、今は「家族を大切にしたい」と思う気持ちが強く、私の中ではワークライフバランスはマストですが、ユニファでも変わらず働きやすい環境です。

転職して手に入れたものをあげるなら、土日の時間ですね!

前職では、学会があるので土日に出勤することもあったのですが、こどもが小学生になり、平日以上に土日の時間を大切にしたいと思っていたので、実現できてうれしかったです。

ユニファのメンバーには子持ち家庭が多くて、無理せず、でも全力で働ける環境が整えられています。

つい数ヶ月前には、こどもの看護休暇で取得できる日数が3日から10日に増えました。

入社6ヶ月未満だとほとんど有給もないですし、本当にありがたいと思います。

お客様と一緒に、保育の現場を変革していきたい

--今の仕事にはどんなやりがいを感じてらっしゃいますか?

浅野さん今取り組んでいるミッションに関しては、本当にやりがいしかないと思っています。

先日、「スマート保育園®」のモデル園募集セミナーを実施したのですが、参加してくださった方は「今の保育の現場を変えたい」「保育士のためにも良い職場環境を実現したい」と真剣に考えている責任者の方ばかり。

また、セミナーを通して出会った先生から「個人では保育を変革させることはできなかったけど、スマート保育園だったら、変えていける気がする。ぜひ協力させてください」「一緒に頑張っていきたいです」とお声をいただくこともありました。

「スマート保育園®」を推進する中で、自分たちが目指すビジョンに共感してくださる方がたくさんいると肌で感じられること自体がとてもうれしいことですし、大変なことや辛いことがあったとしても、こうした応援の言葉に元気をもらっています。疲れも吹っ飛びますよね。

お客様と一緒に頑張りたいと、心から思う日々です。

--ベンチャー企業ならではだと感じるやりがいもありますか?

浅野さんそうですね、ユニファもベンチャー企業ですし、決して資金や時間的に余裕がある中で事業展開をしているわけではありません。

その中で実現したいビジョンに向かって想いを貫き通すには、強い意思を持って取り組み続けなければならない。でも、これがベンチャーで仕事をする魅力の1つなのかなと思うんです。

ユニファの場合は、ただ会社・事業の成長だけを追いかけるのではなく、事業やサービスが生み出す価値やその社会貢献性を大切にするスタンスがあります。

また、社内の仲間もとても前向きで、「スマート保育園®」の実現にも力を貸してもらっていて。一緒に取り組めることがとても心強いと感じています。

とはいえ、もちろんビジネスの世界なので、その両立という意味でもおもしろみがありますよね。

--相反する考えの中で信じる道を突き進むこともまた大きなチャレンジですね。今お子様に人生観を伝えるなら、どんなことを伝えますか?

浅野さんこどもの成長は本当にすごいなと思うのですが、長男も次男も、自分が将来携わりたいことから逆算して、今やるべきことをちゃんと決断しているんですよ。

「魚が好きで、将来は寿司職人になりたいから、そのために魚の生態までちゃんと学びたい。だからこの大学に行かないと」とか、「この大学に行きたいから、今はこの塾に行きたい」とか。

本当に「良い形で育ったな」と感じています。いろいろと大変なこともありますが(笑)

この先も、悩むことももちろんあるとは思いますが、その時々のやりたいことを考え続け、今の自分自身を生きていってほしいと思っています。

また私自身も、今携わっている「スマート保育園®」を通して、保育の現場を改革し、こうしたこどもの主体性を伸ばせる保育を実現できるようにしていきたいと思います。

1人ひとりが自分自身を理解し、自分で考え、選択できる人を増やして、日本社会の改革につなげていきたいですね。

編集部より

「今の自分に向き合い、今の自分自身が納得できる選択をする」

いかがでしたでしょうか。

ユニファ株式会社で働く浅野さんの「はたらくスタイル」をご紹介させていただきました。

1つの会社で長く働きながら、いろいろな種類の仕事を通して幅広いキャリアを歩んで来られた浅野さん。

「こどもに胸を張れる仕事がしたい」と、自分自身が納得できる仕事の選択軸を見つけられたお話が印象的でした。

長くキャリアを積んできた職場であれば、ある程度コンフォタブルな働き方ができます。しかし、人間は常に「成長したい」と思う生き物。快適で無理のない職場環境に「このままでいいのか」「もう一段成長したい」と頭打ち感を感じる人もいるでしょう。

とはいえ、いざ環境を変え、新しい仕事をはじめるには、大変なことや苦しいと思うこともたくさんあります。

その時に、浅野さんのように「自分はこの想いを大切にして、この仕事を選択したんだ」と、立ち戻ることができれば、また一段ギアを入れることができそうですね。

今回ご紹介した浅野さんの「はたらくスタイル」に触れ、みなさんがまた一段と自分らしいキャリアへアップデートするきっかけになればうれしいです。

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